3月24日。ホテルを出発して霜で真っ白な道を25km離れたヴィースへ向かいます。
ヴィースの巡礼教会
1738年6月14日のこと、ある農婦がこの土地の修道院の修道士が彫った「鞭打たれるキリスト」の木像を貰い受けたところ、そのキリスト像が涙を流しました。最初は奇跡と認定しなかった教会も、噂が広まって巡礼者が農家に集まる一方なので、浄財を募って1757年に現在の教会を完成させました。写真、右手に見える白い建物が最初の礼拝堂の建物です。
牧場の中に建つ、一見とても素朴な感じの教会ですが、内部のロココ様式の装飾の見事さには目を奪われます。
特に「天から降ってきた宝石」と言われる天井画は素晴らしいものでした。(パンフレットより)
教会を拝観した後、少し引き返す感じでホーエンシュバンガウへ向かい、ノイシュバンシュタイン城を観光します。大きなお土産屋さんのパークの向かい側にはホーエンシュバンガウ城が聳えています。
ホーエンシュバンガウ城は、ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世の父王・マクシミリアン2世が12世紀に建設されたが廃墟になっていた古い城を改築したものです。もともと「ホーエンシュバンガウ」は「白鳥の里」の意味があり、幼少期をこの城で過ごしたルートヴィヒ2世に強い影響を与えたと考えられています。
ノイバインシュタイン城へは、ここから徒歩で緩い坂道を登っていきますが、途中まで馬車で行くことも出来ます。三々五々に自分のペースで集合場所に向かいます。雪の見える道をゆっくりと歩くこと30分足らずで…。
美しい白亜の城が近づいてきました。
ノイバインシュタイン城は中世騎士道に強いあこがれを抱いていたルートヴィヒ2世が、その夢の具現化のために作らせた城(一応の完成は1886年)ですが、王自身がここに住んだのは僅か102日間と言われています。
さらに登ると城壁の下に出て、左の緩い階段を登ると城壁門の前に出ます。
左手の階段上に見えるのは「貴婦人の館」
ここでグループごとに決められた入場時間を待ちます。
やっと入場時間がきて内部に入りましたが、この先は撮影禁止。薄暗い螺旋階段を登ったり、狭い廊下を通ったり、日本語のガイドを聞きながらの城内ツァーでしたが、正直なところ、城の内部はあまり印象に残っていません。
やはり、このお城も外から眺めた姿の方が素晴らしかったです。同じ道を下って下のお土産店で全員集合。
お土産に壁飾りを買いました。
昼食は少し下のレストランで…名物のマウルタッセン
パスタの生地に肉を入れたものですが、ちょうどギョウーザに似た食感でした。
飲み物はすっかりお馴染みになった黒ビール。そしてデザートのケーキ。また体重が増えそう…。
ノイバインシュタイン城に別れを告げて、
夕暮れのバイエルンアルプスを車窓に見ながら、365km離れたスイスはインターラーケンへ向けてバスはひた走ります。
ドイツの旅行、私が次回に行きたい所です
でもやはりお城ほ眺める方がいいですね
モンサンミッシェルもそうですものね
お食事がすごくおいしそうですね
やっぱりトラピックスの旅行ですか?
先日はありがとうございました。あの後も春の夜の奈良をお楽しみになったでしょうか?
このあとまたモンサンミッセルに行きましたが、お城はやはり遠くから眺めるものと改めて実感しました。
旅行会社は今回もお察しの通りでしたが、食事は予想外に満足できましたよ。