早朝のウォーキングで大和民俗公園へ行きました。正面入り口付近ではカントウサツキが満開です。
キササゲ(木大角豆)
見上げるような大木にたくさんの花をつけています。実になるとササゲ(豆)のように見えるので「木のササゲ」。近くで見るとランの花のようで美しい花です。
花菖蒲園のアヤメが次第に見頃になります。
ササユリが一輪だけ咲いていました。
オオヤマレンゲが次々に開いています。深山に行かなくても、こんなに近くで見られるのが嬉しいです。
ひょうたん池のヒツジグサ。白い花が多いです。
この間、ムギの花が咲いたと思ったのにもう青い穂が実ってきました。
バイカウツギ(梅花空木)
ウツギ(空木)
別名・卯の花は旧暦四月の卯月に咲くからだそうです。
子供の頃に歌った「卯の花の匂う垣根に ホトトギス早やも来鳴きて…」の元歌?らしきものが万葉集にあります。
「卯の花の 咲き散る岳(おか)ゆ ほととぎす 鳴きてさ渡る 君は聞きつや」作者不詳
この歌の「岳」で思い出しましたが、中央アルプスの空木岳(2,864m)の山名は山麓の伊那谷から見上げたとき、頂上付近の残雪がウツキの花に似て見えることに由来しています。1963年正月の猛風雪で当時大学3年のK君がこの山で遭難し、4月に高校山岳部OB隊で深い残雪を踏んで遺体捜索に登った、悲しい想い出のある山です。今朝は公園でホトトギスの鳴き声を聞きました。
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