ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

ベトナムの旅 (1)  ハロン湾

2009-03-26 21:52:59 | 旅日記
3月20日8時20分、小雨模様の中をバスで出発。
車内はギンギンに冷房が効いているが一歩外に出ると蒸し暑い。
ハノイ市街を抜けて郊外に出る。
広い道の両側は延々と田園が続く。菅(シュロ)笠を冠って田の草取りをする人、草をはむ牛など昔の日本の農村風景に似ている。
水溜りに水牛が浸かっているところだけは、やはりベトナムらしい。
料金所のようなところを過ぎて町に入る。


道の両側に並ぶ家は白、緑、赤茶色に塗られた主に3階建てで、道に面した側だけが各階とも立派なテラスを設けているが、隣家に向いた方は窓がなくのっぺりしたコンクリート壁である。
四角いコンクリート箱の箱を作って前だけ窓を開けて色を塗った感じ。
町並みを抜けるとまた田圃、を何度か繰り返してちょっと大きな町ハロンに入る。


船着き場には驚くほどの数の観光船が、びっしり並んでいる。
ぐらぐら揺れる板を渡って船に入り、まずはベトナム風海鮮料理の昼食。


ハマグリの酒蒸し、海老唐揚げ、春巻、イカのテンプラ、カニ、キャベツなど野菜炒め、珍しいゾフィという魚も出た。ガイドは海のフナと説明したが鯉に似ている。
オコワはゴマ粒状の豆が入って黄色だが、これが結構うまい。
ローカルビール「BBB」(バババと読む)一缶3ドル。






食事中に雨は止んで、デッキに出ると海の桂林の名に恥じない美しい光景が次々と展開した。



無人島に上陸して大きな鍾乳洞に入る。
内部は色とりどりに美しくライトアップされていた。


ハノイに帰りベトナム料理の夕食のあと、水上人形劇を見る。
水をテーマにした3分ほどの劇が17題目演じられたが、スピーディな動きにユーモアが加わり見応えがあった。
ホテルに帰ると空には大きな三日月と星が明るく輝いていた。


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