ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

アンコールの旅 (1) アンコールトム

2009-03-28 09:42:23 | 旅日記
2009年 03月 22日(日)
真っ青な空からギラギラと太陽が照りつけ、レストランで朝食をとる間にも額に汗が浮かぶ。
今回の旅で二人が一番楽しみにしていたアンコール遺跡を訪れる。
検問所のようなところでバスを降りて写真を撮られ、通行証を渡される。
3日間有効で400ドルだそうだ。
このパスを首にかけ、耳には音声ガイド(現地ガイドは「耳太郎サマ」と呼んでいた)、さらにタオルを首に巻いて歩く。


最初にアンコールトムへ。
環濠を渡る石橋には、左にヒンドゥーの神・テーヴァ、右に阿修羅が54体づつ並んでいる。


南大門は高さ25m、東西南北を向いた3mの観音菩薩の顔が乗っている。


ここから中心寺院のバイヨンまでの1.5キロをゾウに乗っていく人も見たが、私たちは電気自動車2台に分乗していく。


バイヨンは「クメールの微笑」をたたえた美しい観音の四面像が数多くあり、


またクメールの歴史や人々の日常生活を描いたレリーフでも有名である。


中央神殿近くで、色鮮やかな古式舞踊の衣装をつけたモデルと一緒に写真を撮った(1ドルで3ポーズ)。
アンコールトム建都以前の王宮中心にあった寺院・ピミカナヤスへ徒歩で移動。
幼い子供たちが1~3ドルほどの扇子、絵葉書などの土産物を手にしっこく付きまとう。


日本語がたくみで「暑かろう」と扇子であおいでくれたりする。
可憐で同情を誘うが、少しでも興味を見せると何キロも付いてくるので無視する他ない。


ピミカナヤスには三輪山のものと似た神婚伝説がある。ただし男女が逆で、王の相手が蛇の化身美女である。


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