ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

春うらら宝珠山(3.22)

2008-03-23 20:23:56 | 山日記
宝珠山は赤穂市の古い港町・坂越の背後に連なる丘陵の一ピークです。
この山は4度目というUさんに案内してもらいました。



千種川にかかる長い橋の上から。
テレビ塔の立つ打越山、その左に緑の少ない280m峰が並んでいます。



坂越の古い街並散策は下山後に回し、妙道寺裏の細い道を登ります。
途中にある大避(おおさけ)神社に参拝しました。
新旧たくさんの絵馬や舟の模型(♀ペンの頭上)が奉納されています。
奥はお祭りに使われる船です。



「天コウセンを空しうする勿れ、時にハンレイ無きにしもあらず…」という古い唱歌をご存知の人は、もう少ないでしょうね。
南朝の後醍醐天皇に味方した児島高徳(コジマタカノリ)のお墓に詣でました。



行基菩薩開山の妙見寺観音堂から見る坂越湾。
目の前の生島(いきしま)は、全体が自然樹林でおおわれ、舟まつりの登御が行われるところです。



ミニ西国八十八ヵ所石仏の並ぶ山道を登っていくと、さらに美しい風景が開けます。
ゆるやかに流れる千種川と坂越の町並み。遠くは赤穂の市街地が見えます。



テレビ塔の立つ打越山から緩やかなアップダウンで着いた宝珠山頂。
残念ながら樹木に囲まれていて展望はありません。(続く)