ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

春うらら宝珠山(続き)

2008-03-24 10:00:31 | 山日記


緩いアップダウンで151mPを越して、サザンカの花の香りにむせるような道を下ります。
コルから標高差100mを登り小島との分岐に来ると急に道が細くなって、帰りが思いやられる急なジグザグの下り。



再び登り返す灌木帯の道は踏み跡が入り乱れて分り難い。
点名「高代」280.3m三角点は暗い林の中で、横に炭焼き窯あとの窪みがありました。



少し先へ灌木を分けて行くと笹原に露岩が散らばる所があり、すばらしい大展望が広がりました。
ゆるやかにカーブする千種川。高瀬舟着き場のある旧坂越橋が手前に見え、われわれの渡った坂越橋は二つ目になります。
川向うには御鷹台山から高山に続く低い山の連なりも見えます。
腰をおろして缶ビールで喉を潤した後、ランチタイム。



分岐に帰り一息入れて小島に向かいます。
海を見下ろす明るい尾根道は二つほどコブを越して高度を下げて行きます。
小島集落に下り、磯の香りを満喫しながら坂越湾沿いにR458横の歩道を歩きました。



しばらく行くと「海の駅しおさい市場」がありました。
ここのレストランでは新鮮な魚や貝を炭火で焼きながら味わえます。
カキを焼いて生ビールで乾杯、蒸したカキも美味しかったです。



港から坂越大道に入り、白壁の郷土館や妙道寺などの町並みを駅に歩きました。
久しぶりの海を見ながらの楽しい山歩き。
青春18キップまで手配して案内してくれた山の友Uさんに心から感謝します。



お土産の焼きアナゴ