
急に思い立って、金剛山へ汗を流しに行くことにしました。
9時前、石筆橋から太尾を登ります。
しばらく通らないうちに、よく整備されて歩きやすくなっていました。
人も少なくて、二人の好きな静かな奈良側の登山道です。

六道の辻まで登ると、涼しい風が吹き抜ける尾根道が大日岳に続きます。
薄の穂が靡き、ゲンノショウコやオオマツヨイグサの花が咲いていました。

仁王杉で食事をすませて国見城址に行ってみました。
こちらはいつもの日曜日と同じように、ごった返しています。
引き返す途中の転法輪寺境内で、思いがけなくフェアレディさんに出会い、挨拶を交わしました。

法螺貝の音が響き、「ザンゲザンゲ、ロッコンショウジョウ」の声が近づき、葛木神社に行者さんの一行が登ってきます。

ツリフネソウが色あせて、ミカエリソウの花が咲き始めました。
金剛山に本当の秋が来るのももうすぐでしょう。