花は目立たないけど、この季節になると淋しい庭に華やかな彩りを添えてくれる三姉妹です。
ナンテン
『南天の実太し鳥の嘴に』 高浜虚子
センリョウ
『千両ややや退きし塀の影』 桑原寸南帆
マンリョウ
『座について庭の万両憑きにけり』 阿波野青畝
千両は「せんりょう科」、万両は「やぶこうじ科」で科が違います。
小鳥は千両の実の方が好きです。「万両の実は葉の下に隠れてて、鳥が見つけ難いんや」(♀ペン)VS「降りてきたら見えるわい。きっと千両の方が旨いんやで」(変愚院)
花は目立たないけど、この季節になると淋しい庭に華やかな彩りを添えてくれる三姉妹です。
ナンテン
『南天の実太し鳥の嘴に』 高浜虚子
センリョウ
『千両ややや退きし塀の影』 桑原寸南帆
マンリョウ
『座について庭の万両憑きにけり』 阿波野青畝
千両は「せんりょう科」、万両は「やぶこうじ科」で科が違います。
小鳥は千両の実の方が好きです。「万両の実は葉の下に隠れてて、鳥が見つけ難いんや」(♀ペン)VS「降りてきたら見えるわい。きっと千両の方が旨いんやで」(変愚院)
(2011.11.09)
七二候日本版ではこの時期(11月8~12日頃)は「山茶花始めて開く」候だそうです。
わが家では少し前からボツボツ咲いています。
遅れていた小菊の花も開き始めました。
まったく世話をせずに放りっぱなしでも、毎年咲いてくれます。
庭の隅でひっそり咲いているツワブキの花。
ベゴニアはそろそろ暖かいところへ移さなければ…。
ナンテンの実が赤さを増しました。
カキは葉が病葉(わくらば)になると、実の方はそろそろ食べ頃になります。
夏の終わり頃から咲き続けたセージの花とはそろそろお別れです。
白いホトトギスが満開になりました。
普通の色の花は我が家ではこれからです。
コリウス。金襴紫蘇とか錦紫蘇とかいうように、シソ科の観葉植物で花言葉は「健康」。
二本あるキンモクセイが満開です。これは西側の木。
これは東側。どちらも負けずに素晴らしい香りを放っています。
庭でヤブミョウガの花が咲いていました。種を鳥が運んできたのか、靴の裏についてきたのか…。
ときどき植えた覚えのない花が咲いています。一番不思議だったのはササユリ。もう何年も昔ですが2年ほど咲いて、いつの間にか姿が消えてしまいました。
富士山の六合目で十五夜のお月さんを見てからもう3日経ちました。
十六夜(いざよい)、十七夜(立待月)と数えて、昨夜は居待月。ただし、少し欠けた月はベッドから眺めました。
今夜(16日)は雨のようですから、寝待月はもう無理でしょうね。
月下美人は、十五夜の頃が見頃だそうです。我が家では6月の末から、長らく美しい姿と香りを楽しませてくれましたが、いよいよこの二輪で今年の見納めのようです。
ホトトギスの茎にトンボが羽を休めています。
シュウカイドウは庭のあちこちで満開になりました。
ワラベノカンザシが秋を告げています。本格的な秋も間もなくやってくるでしょう。
花の少ないこの時期に、健気に咲いている白いムクゲ。
赤い花より一か月近くも遅く開くと、間もなく夏も終わります。
こちらはひっそりとリュウノヒゲ。冬にはきれいな青い実に変わります。
種がこぼれて自然に生えたユリの花
これも何処からか飛んできた種から咲いたペチュニア。
手入れの行き届かない我が家の庭では可哀相に枯れていく花も多いのです。そんな中、鳥や風が運んできた種から自然に育つ植物を見ると、生命のたくましさや不思議さを感じます。