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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

実のある三姉妹(2011.11.17)

2011-11-17 11:36:19 | 我が家の歳時記

花は目立たないけど、この季節になると淋しい庭に華やかな彩りを添えてくれる三姉妹です。

ナンテン
『南天の実太し鳥の嘴に』 高浜虚子

センリョウ
『千両ややや退きし塀の影』 桑原寸南帆

マンリョウ
『座について庭の万両憑きにけり』 阿波野青畝

千両は「せんりょう科」、万両は「やぶこうじ科」で科が違います。
小鳥は千両の実の方が好きです。「万両の実は葉の下に隠れてて、鳥が見つけ難いんや」(♀ペン)VS「降りてきたら見えるわい。きっと千両の方が旨いんやで」(変愚院)


山茶花始開

2011-11-09 08:33:07 | 我が家の歳時記

(2011.11.09) 
七二候日本版ではこの時期(11月8~12日頃)は「山茶花始めて開く」候だそうです。

わが家では少し前からボツボツ咲いています。

遅れていた小菊の花も開き始めました。

まったく世話をせずに放りっぱなしでも、毎年咲いてくれます。

庭の隅でひっそり咲いているツワブキの花。

ベゴニアはそろそろ暖かいところへ移さなければ…。


わが家の庭で(2011.10.02)

2011-10-02 16:18:13 | 我が家の歳時記

二本あるキンモクセイが満開です。これは西側の木。

これは東側。どちらも負けずに素晴らしい香りを放っています。

庭でヤブミョウガの花が咲いていました。種を鳥が運んできたのか、靴の裏についてきたのか…。
ときどき植えた覚えのない花が咲いています。一番不思議だったのはササユリ。もう何年も昔ですが2年ほど咲いて、いつの間にか姿が消えてしまいました。


居待月(2011.09.15)

2011-09-16 10:33:09 | 我が家の歳時記

富士山の六合目で十五夜のお月さんを見てからもう3日経ちました。
十六夜(いざよい)、十七夜(立待月)と数えて、昨夜は居待月。ただし、少し欠けた月はベッドから眺めました。
今夜(16日)は雨のようですから、寝待月はもう無理でしょうね。

月下美人は、十五夜の頃が見頃だそうです。我が家では6月の末から、長らく美しい姿と香りを楽しませてくれましたが、いよいよこの二輪で今年の見納めのようです。

ホトトギスの茎にトンボが羽を休めています。

シュウカイドウは庭のあちこちで満開になりました。

ワラベノカンザシが秋を告げています。本格的な秋も間もなくやってくるでしょう。


わが家の花(2011.08.17)

2011-08-17 12:06:54 | 我が家の歳時記

花の少ないこの時期に、健気に咲いている白いムクゲ。
赤い花より一か月近くも遅く開くと、間もなく夏も終わります。

こちらはひっそりとリュウノヒゲ。冬にはきれいな青い実に変わります。

種がこぼれて自然に生えたユリの花

これも何処からか飛んできた種から咲いたペチュニア。

手入れの行き届かない我が家の庭では可哀相に枯れていく花も多いのです。そんな中、鳥や風が運んできた種から自然に育つ植物を見ると、生命のたくましさや不思議さを感じます。


PLの花火(2001.08.01)

2011-08-02 17:48:25 | 我が家の歳時記


高校野球の強豪校で知られる大阪・富田林のPL。
毎年8月1日の夜、日本最大級の「PL花火大会」が催され、大勢の人で賑わいます。



今年は東北大震災などで各地の花火大会が自粛されているので、「今年はどうなるのか」と思っていましたが、予定通り開催されました。



実はこの催しはPL教団の「教祖祭PL花火芸術」というのが正しい名称で、あくまでも「宗教行事」ということでした。



毎年、この花火を見るのに誘ってくれる山の後輩から今年も招待の電話があり、♀ペンと二人でお邪魔しました。



彼は「大阪狭山市」(駅名)近くで飲食店を経営していて、その店の3階屋上のテラスが格好の花火展望台です。昨夜は涼しい風が吹き抜けて、暑さ知らずの絶好の夜でした。



20時から1時間の間に、次々と打ち上げられる花火の数は2万5千発。毎年新しい趣向をこらして夜空を彩ります。



奥さんのお友達や♀ペンの山の妹分・幸ちゃんと一緒に、奥さんの心づくしのお料理で冷たいビールや焼酎を頂きながら、アッという間に終わりの時間が近づきました。



フィナーレはすごい音と光の競演。



花火が終わって他の方が帰ってからも、しばらく店主夫妻、息子さんらと話しこんで、幸ちゃんと3人は22時にお暇しました。
本当に楽しい夜でした。ありがとうございました。

梅雨空続く(2011.06.21)

2011-06-21 11:40:58 | 我が家の歳時記
我が家の狭い(10坪強)裏庭にビワの木が3本ありました。40年ほど前に居を構えた頃、
種から自然に大きくなって、毎年、たくさんの実をつけました。
けっこう大粒で甘いので近所にお裾分けしたり、職場まで持って行ったりしていました。
しかし、葉に大きな毛虫がついて地面にバタバタ落ちたり、北隣のお家に枝が被さって
きたので、もう20年にもなるでしょうか、3本とも切り倒してしまいました。

その頃の実が西隣の別の自治会敷地に落ちて、ぐんぐん成長して…



とうとう、こんなに立派な木になりました。
写真の中央下のブロック塀を越えて、右側の我が家の方へ枝が伸びています。



摘果しないので小粒のまま、鈴なりに実をつけていますが…。それを狙ってカラスが
やってきます。
朝早く、雨が止むとやかましく騒ぐので♀ペンが見るとカラスの親子(一羽がだいぶ
小さいので子ガラスらしい)が、上の写真の左隅に見える自治会納屋の屋根の上で、
運んで行ったビワの実を食べている最中でした。

変愚院が顔を見せると飛んで逃げますが、♀ペンは「あとが怖いから放っておきや…」
といいます。なんでも石原慎太郎がカラスの執念深さを綴った文章を読んだ記憶がある
とか…。さて、どんな復讐をされるのでしょうか…。





我が家のアジサイは、去年、花後の手入れが悪く、今年は花の数が極端に少なくて
残念です。