i氏の海外生活体験記

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ソフトバンクも地熱に参入

2015-08-15 01:19:20 | 下北の地熱発電
8/15日経新聞WEBで伝えておりました。

-ソフトバンクが地熱発電 新潟・糸魚川で、20年までに開始-

 ソフトバンクグループは、地中深くから取り出した蒸気で電気をつくる地熱発電事業に参入する。新潟県で小型発電所建設に向けた調査に着手した。2020年までに発電を始める。地熱発電は太陽光や風力発電より設備の稼働率が高く、政府も普及に力を入れる。同社は東日本大震災の後、太陽光を中心に再生可能エネルギー事業を広げてきたが、電源の種類を増やすことで、事業の安定成長につなげたい考えだ。

 ソフトバンクグループの再生エネ発電子会社、SBエナジー(東京・港)が、新潟県糸魚川市で実地調査を始めた。発電量やコスト、二酸化炭素(CO2)削減効果を試算する。温泉熱などを使う「バイナリー型」による地熱発電所を1~2年後をめどに建設する予定だ。発電出力は300キロワットで、事業費は数億円とみられる。発電した電気は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用し、売電する。

 糸魚川市のほかに国内で地熱発電が可能な数カ所の候補地選定にも入った。安定的に熱を回収できる立地かどうか調査を進め、事業化を検討する。

 地熱発電所は出力7500キロワット以上だと国の環境影響評価が必要な場合があり、発電までに10年以上かかるのが一般的。ソフトバンクは環境影響評価が不要な小型発電所の建設を優先的に進め、地熱発電のノウハウの蓄積を急ぐ。将来は他社と組み、大型地熱発電所の建設も視野に入れている。

 同社は17年度までに27カ所の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設するほか、2カ所の風力発電所の設置も計画している。ただ太陽光や風力は天候により発電量が左右され、設備稼働率は1~2割が一般的だ。一方、地中のマグマや温泉などの熱を利用できる地熱発電は稼働率が8割前後と高いのが特徴だ。

 政府は地熱発電を安定電源と位置づけている。30年度の国内での総発電出力を最大155万キロワットと、現在の3倍に増やす目標を掲げている。オリックスが17年にも地熱発電を始めるほか、大和ハウス工業も参入を決めるなど新たに手がける企業が相次いでいる。

-引用終わり-

唐突ですがソフトバンクは下北の地熱に興味は無いでしょうかね。川内地区の地熱可能性の調査を希望します。

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むつ市の総合戦略素案(2)

2015-08-15 00:23:05 | むつ市への提案
むつ市HPに「むつ市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)」に対するパブリックコメント募集がUPされていました。早速我が町の庁舎に行って資料を頂いてきました。参考資料3冊を含め5分冊で計130ページあります。

募集期間は8/13~9/11ですね。私は間もなくベトナム行きますので時間の許す限り勉強してみたいと思います。

配布されたのは以下のタイトルのモノです。

・パブリックコメント制度 むつ市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)について
・むつ市まち・ひと・ひごと創生総合戦略(素案)
・参考1【概要版】むつ市人口ビジョン(素案)、むつ市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)
・参考2(仮称)むつ市まち・ひと・しごと創生関連事業パッケージ(素案)
・参考3 まち・ひと・しごと創生 むつ市人口ビジョン(素案)

タイトルからの印象では「人口分析」と「事業パッケージ」を結び付けた、という感じです。あくまで印象です。内容はこれから読みますね・・・。

一つだけパラパラめくってみて人口ビジョンのグラフに目が留まりました。5年毎に結んだグラフですが、直近のポイントは2010年でした。それを将来予想で2015年、2020年・・・2040年と結んであります。あくまで概要ということでしょうか。

むつ市は2011年以降の傾向がそれまでとは異なると考えています。つまり転出入者の内容に変化があると思います。年齢構成の傾向もトレンドだけではないはずです。

良く政府の「移住希望者及び興味は東京で4割にのぼる」と引用されているのを聞きますが、分析の甘さが目立ちます。当市も行事をやって終わりではなく、アンケートやヒアリング、事後評価のデータを今後に生かすようにしなければなりません。神宮球場やクルーズでアンケートや聞き取りは行ってほしいですし、安渡館始め観光客の意見も拾ってほしいです。JR大湊の「旅の想い出ノート」を読んだことはあるでしょうか。

数の増減に加え、移住者やUターン者にアンケートなど意見を聞いてこそ実態が掴めるのではないか、と思います。ま、そんな時間は無い、と一蹴されそうですが・・・。
追)失礼しました。急遽7月にアンケートしたようですね。もう素案が出来てからではないかと思いますが、やらないよりは良いと思います。計1,697人の回答で回収率38%です。参考資料3に入っていました。コメントは後日に。

まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)の目次だけ引用しておきます。

はじめに
Ⅰ.まち・ひと・しごと創生における考え方
 1.まち・ひと・ひごとの創生のための基本的視点と好循環の確立
Ⅱ.まち・ひと・しごと創生総合戦略について
 1.位置づけと対象期間
 2.施策の推進及び施策効果の検証・改善の枠組
Ⅲ.まち・ひと・しごと創生関連施策の実施に当たっての基本方針
 1.まち・ひと・しごと創生に向けた政策5原則の実現
 2.まち・ひと・しごとの創生における4つの「基本目標」
 3.むつ市まち・ひと・しごと創生総合戦略の構成について
Ⅳ.今後の施策の方向
 1.地域に活力を しごとあふれる 希望のまち
  (ア)地域経済雇用戦略の企画・実施体制の整備
  (イ)地域産業の競争力強化
  (ウ)地域人材育成の推進
 2.あふれる魅力 ひとがあつまる 希望のまち
  (ア)ジオパークを活用した交流人口の拡大
  (イ)来さまい!学び舎へ
  (ウ)目指せ!むつ版シリコンバレー
  (エ)そうだ、むつ市に行こう!
 3.かがやく未来 子どもはぐくむ 希望のまち
  (ア)わくわく支援
  (イ)すくすく支援
  (ウ)のびのび支援
  (エ)ほくほく支援
 4.安らぎあふれ 誇れるふるさと 希望のまち
  (ア)コンパクトシティの形成によるまちづくり
  (イ)人口減少社会を踏まえた土地利用対策の強化
  (ウ)下北圏域定住自立圏の形成
  (エ)安全・安心まちづくり
  (オ)豊かなふるさとづくり

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