i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

経済構造を見直す決断

2014-09-16 20:09:48 | 一般
9/13日経新聞WEBで伝えておりました。

-愛媛・伊方町、観光で脱原発依存 佐田岬は灯台を挙式の場に-

 愛媛県伊方町が観光振興に乗り出す。今年度中に町内の三崎港近くに、地元の農水産物や加工品を売る観光交流拠点を建てる。温泉施設には宿泊場所を設け、健康をテーマに観光客を呼び込む。佐田岬半島の先端にある灯台を観光資源に役立てることも検討する。四国電力伊方原子力発電所(同町)に依存しすぎた経済構造を見直し、地域経済を立て直す。

-引用終わり-

伊方原発の町がようやく経済構造を見直す決断をしたようです。地域に合った方法はそれぞれ違うでしょう。

私は最近、青森の食材の豊かさを感じ始めています。今日、耕作放棄地にホッタラカシてあったミョウガを見つけて収穫しました。ミソを付けて食べるのが好きです。

空芯菜と青森ニンニクを知人にあげました。「空芯菜のニンニク炒めは東京では1,000円もしますが、ベトナムで空芯菜は豚のエサですね」とダナンの会食で聞きました。キュウリ、ナス、ミニトマト、サツマイモも収穫しました。イチゴもまだ穫れます。

私は「まちの駅かわうち」の中に「産直コーナー」を作る事ができないかなぁ、と思っています。自慢の空芯菜を10円で売りたいです。

多分これを里山資本主義と位置付けるのでしょう。


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地方創生と多様性

2014-09-16 11:20:36 | 一般
9/16Japan-In-Depthで伝えて居りました。

-【地方創生、必要なのは多様性】神津多可思-

第2次安倍改造内閣がスタートした。その政策の目玉の1つは「地方創生」だ。

「地方創生大臣」が設けられ、「まち・ひと・しごと創生本部」も立ち上がった。経済発展は全国に行き渡ってこそ意味があるのだから、高齢化・グローバル化の中でさまざまな問題を抱える地方を重視するのは当然だ。

どのような地方になれば「地方創生」が成功したことになるのか、そのイメージが明確なわけではない。かつて、地方も東京のようにするというイメージで財政資金がばらまかれたこともあった。しかしうまく行かなかった。本質的に多様性あってこその地方だからミニ東京をつくろうとするのはナンセンスである。持続性、自律性のある地方の活性化とはどういうことか、ちゃんと整理をしないとまた掛け声倒れに終わりかねない。

この点について、「グローバル対ローカル」という切り口の整理がある。ごくごく簡単に言えば、グローバル化の中での生き残りかける企業の活動様式と、ローカルに人と人の繋がりの中で継承されているビジネスのあり方の対比ということだろうか。この考え方に立てば、地方創生においては当然のことながら後者が重要であり、前者とは一線を画した企業の経営環境をローカルに実現して行くという方向だろう。

一方、「マネー資本主義対里山資本主義」という切り口もある。これは、市場メカニズムの論理が貫徹するビジネスと、金銭では測れない価値を重視する生活環境といった対比になろうか。資本主義という言葉を使ってはいるが、後者はむしろ共同体の論理の復活と言ったほうがいいかもしれない。そうなると、地方創生は経済活動の市場化の行き過ぎを是正し、環境負荷を軽減し、自然の中で人間らしさを回復していくというイメージになる。

最近よく話題にされるこの2つの切り口は、似ているようだがまったく同じ軸ではない。したがって、両方合わせ考えると、2×2の4つの座標がみえてくる。その内、「グローバル+マネー資本主義」については、あくなき収益最大化、効率改善が目指され、生き馬の目を抜くグリーディーな競争社会といったイメージがすぐに湧くだろう。これは「地方創生」にはあまりなじまない。

「ローカル+マネー資本主義」の世界では、利益をあげられる企業がなお重要だ。グローバルに競争はしないが、モノではないサービスに軸足を置いたビジネスが展開される。そのようなビジネスが維持されるためには、一定の集約が不可欠だ。人口減少社会ではなおさらだ。むろん住民が居住する地域もコンパクトにならなければならない。ここでの地方創生とは、きれいに言えば「スマート化」、しかし本質的には住民によるローカルの取捨選択に繋がる話だ。

一方、「ローカル+里山資本主義」という世界もある。ここでは、地域内の助け合いが大事になる。法人企業も残るだろうが、基本的にはNPOのような活動となって、赤字が累積しても、それを地域の出資者達の負担で解消し持続性を担保していくような世界ではないか。「グローバル+マネー資本主義」の対極にある話だが、日本のバブル崩壊やリーマン・ショックなどを経験すると、こうした部分も大事なのだと実感する。

もう一つ、残りの「グローバル+里山資本主義」というモデルについては、今のところはっきりとした像が結べない。これまでのグローバル化はマネー資本主義に牽引されてきたのでそれも無理ない。しかし、温暖化、環境破壊などが地球規模で深刻化する中で、次第にこのモデルも具体性を帯びていくだろう。

ここで考えた4つの座標は、決して排他的なものではない。これらを対立軸にして、どれを選ぶかというような議論は生産的とは思えない。多様性ということが色々な面で言われているが、経済のあり方についても、多様性がないと耐性(レジリエンス)は保てない。「地方創生」を進める上では、ローカルの実情に合致した多様性をぜひ模索してほしいものだ。

-引用終わり-

「多様性」という言葉は簡単ですが・・・。

私が提案している「下北再生エネルギー半島化プロジェクト」はエネルギーの地産地消に地域活性化を織り込ませた「グローバル+里山資本主義」と言えましょう。図書「里山資本主義」も読ませて頂きましたが、理念は賛同します。しかしながら日本中の山村地が上手く行く訳ではありませんよね。

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自発的な取り組み

2014-09-16 01:05:19 | しもきたインフラ
9/13日経新聞WEBで伝えておりました。

-地方創生相「地域ごとに活性化策を」-

 石破茂地方創生相は13日、金沢市で講演し、安倍政権が重要課題に掲げる地方創生に関し「北海道から九州・沖縄まで事情が違う。日本全体で同じことはやらない」と述べ、地域ごとに活性化策を打ちだす考えを示した。人口減少に歯止めをかけるため「地方の所得を上げ、雇用を安定させる」と強調した。

 同時に「うちの街を良くするためにと地方から(具体案を)言ってくれば、人も出すし、お金も支援するが、やる気も知恵もないところはごめんなさいだ」と述べ、地方自治体の自発的な取り組みが支援の前提になるとの認識を示した。

 この日は福井県坂井市も訪れ、地方活性化に向けた取り組みをアピールした。来春の統一地方選に向け、景気回復の実感が乏しい地方での支持を広げる狙いがある。

-引用終わり-

「やる気も知恵もないところはごめんなさいだ」と言っています。お金を握っている人から見れば当然ですよね。

しかしながら、そもそもそのお金は「国民の命と生活と財産を守ってくれること」を願って出した税金です。何か違和感ありませんか。

キーポイントは「知恵は誰が出すのですか?」という事です。言い換えると「知恵をどう引き出すのですか?」に尽きましょう。

今、一斉に地方自治体に「何か出しなさい」と国から号令が掛かっているのではないでしょうか。

先ず、知恵出し委員会を有識者や専門家をメンバーに入れて立ち上げ、事情の違う「地域活性化に向けた取り組み」というものを話し合って見るべきでしょう。

私の意見としては繰り返しで恐縮ですが、「青森はエネルギーと食料の自給率の向上」を目指し、下北に関しては「下北再生エネルギー半島化プロジェクト」を推進することです。

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祭りの跡

2014-09-16 00:16:40 | しもきた
9/15東奥日報WEBで伝えておりました。

-川内八幡宮例大祭で豪快山車回し-

 むつ市川内町で13、14の両日、300年余の歴史があるとされる川内八幡宮例大祭が行われた。北前船交易による繁栄をいまに伝える壮麗な山車5台が合同運行され、地区内は祭りムード一色に染まった。

-引用終わり-

14日夜は橋に山車が全部並び、花火の打ち上げがありました。この祭りの花火は微かに子供の頃に見て以来ですね。数は少ないですが結構良い雰囲気でした。

8月ネブタと違い9月祭りは帰省客も少なく、妙に落ち着いた雰囲気です。
私も中学の時はお囃子のメンバーでした。笛を吹いていたかなぁ。

写真は山車の挨拶の跡です。お布施を寄附した家には山車が回転して囃してくれます。昨年の五円玉の入ったお札は、今ベトナムの日本食レストラン「ダナンスシバー」の柱に貼ってあります。

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