i氏の海外生活体験記

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入場者2万人が目標、北の防人「安渡館」

2014-09-25 21:56:27 | しもきた
9/25東奥日報WEB社説で伝えておりました。

-集客対策に市民の知恵を/むつ市の観光新施設-

 むつ市大湊地区の活性化を目指す「北の防人(さきもり)大湊地区都市再生整備計画事業」の中核施設・観光交流センター「安渡(あんど)館」が来春にオープンする。市は、年間入場者2万人の目標を9月定例市議会で打ち出した。

 同館の運営費、人件費は合わせて年間2千万円前後を見込む。市の財政事情が極めて厳しい中、重い負担だ。市民の理解が得られる効果が求められる。

 しかし、事業が進む水源池公園エリアへの集客に不安がある。戦略づくりが遅れているためだ。市と市教委、海上自衛隊大湊地方総監部によるプロジェクトチームは、全員が集まる機会がこれまでに一度もない。

 事業の全体構想は、市民参加で練り上げた。原点に戻り、イベントや土産品開発などで、アイデアを公募してはどうだろう。「市民協働」の手法で、魅力を高めてもらいたい。

 事業は、旧海軍との結びつきが強かった大湊地区で進む。1902(明治35)年に開庁した大湊水雷団から続く海上防衛の歴史や、公園周辺に残る旧海軍ゆかりの石造り建物などに光を当て、観光の目玉づくりと地域交流の拡大を目指す。

 昨年7月には、まず「みどりのさきもり館」が開館。市建設部が運営を担い、花や草木の育苗や植栽を市民が体験しながら学ぶ。

 来春開館の安渡館は、市経済部の担当。観光情報提供ラウンジや交流スペース、土産品などを扱う物品販売コーナーを備える。カフェテリアも入居する。

 同部によると、年間集客目標2万人は、近接する海自大湊地方隊の史料展示施設「北洋館」の年間入場者約9千人を参考に決めた。このほか、水源池公園の桜まつりなど、既存のイベントから安渡館への回遊にも期待する。

 とはいえ、さらに新規のイベントを、四季を通じて仕掛けていかなければ、数年先まで安定した集客は望めない。

 だが、同部によると、イベントの立案は白紙の状態。物販は、海自の関連グッズを扱うが、詳しい検討はこれからという。準備の遅れは明らかだ。

 同部だけで解決できる問題ではあるまい。みどりのさきもり館、今後に整備し、市教委が運営を担当する市民創作活動の拠点施設と、相乗効果を生み出す工夫が要る。海自の北洋館との連携も課題だ。下北全体の観光振興の中にどう位置づけるのか、半島を見渡す視点も必要になる。

 市と市教委が一丸となって、課題の洗い出しと戦略づくりを急ぐべきだ。総事業費約14億円の大型事業だけに、責任も大きい。

 市民の関心を高めるため、集客や土産品のアイデアを公募してはどうか。

 例えば、キーホルダーなどの図案を子どもや障害者から募り、売り上げの一部を教育や福祉部門の事業に充てる仕組みを導入して、購買による支援を呼び掛ける-。小さな取り組みの積み重ねでもいい。市民の知恵を集めて、事業を磨き上げてもらいたい。

-引用終わり-

市民のアイデアを公募してはどうか、とあるのでちょっと考えてみました。

先ず、評価指標は入場者数の大小で良いのか、という問題です。または、土産品など物販金額との折半で評価するのか、という事を事前に決めておく必要がありましょう。14億円の税金を投入するので事前評価、事後評価や費用対効果は当然行われる事でしょう。私は2万人の入場者数の目標は過大ではないかと思っております。先にオープンしたみどりのさきもり館の利用状況は目標とどうだったでしょう。

次に、イベントの立案は白紙状態だ、という信じられないコメント内容です。もしも本当ならこれは問題がありましょう。「何々をしたいから施設を作る」のでしょう。

この施設は単なるお土産店にならないように色々な仕掛けが必要です。私はカフェテリアを民間委託して工夫するのが良いと思います。場所的にどうしても平日の入場者が少ないと思います。狙いは自衛隊員の奥さんたち、中・高校生たちのコミュニティスペースですね。フリーのパソコンを置くのも良いでしょう。

追)もしも、カフェランチの目玉でベトナム料理をご希望とあれば、レシピを嫁に頼んでみますよ。

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献上リンゴは絵文字

2014-09-25 21:12:10 | あおもり
9/20河北新報WEBで伝えておりました。

-横手リンゴ、タイ王室献上へ-

 横手市が特産のリンゴをタイ王室に献上することになり、同市増田町のリンゴ園で18日、収穫前のフジに、縁起の良い文字をかたどったシールを貼り付ける作業が行われた。

 シールは「福」の字を逆さにした文字。東南アジアでは、幸福が訪れるとして親しまれているという。リンゴが赤く色付き、文字が浮き出る11月中旬に収穫し、10キロを王室に届ける。

 リンゴの献上は、タイのタナティップ・ウパティシン駐日大使がことし2月、小正月行事のかまくらを見物したのがきっかけ。高橋大市長と懇談し、リンゴの味を気に入った様子だったため、市が献上を提案した。

 横手市は2010~11年の冬以降、4年連続の豪雪に見舞われ、リンゴの出荷額は枝折れなどによって3分の1に落ち込んだ。文字入りのリンゴ作りに協力した農家の小原暢(とおる)さん(35)は「豪雪に負けず、丁寧に育てたリンゴを味わってほしい」と話した。

-引用終わり-

私はリンゴの海外輸出をベトナムをイメージとして考えていますが、先ず「絵文字リンゴ」に興味を持ってもらう方法が良いのではないかと思っています。

ベトナムと日本の国旗やドレーモン、ピカチューの人気アニメや数字、アルファベットの組み合わせなどが考えられます。

祝祭日供物や気の利いたお土産に日本のモノはきっと喜ばれるでしょう。

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