じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

池波正太郎「本所・桜屋敷」

2020-07-18 22:10:04 | Weblog
★ 昼食はどうしてもスーパーやコンビニの弁当が多くなる。同じようなものばかりで飽きてくるが、弁当を食べながら観る昔のドラマが楽しい。

★ 今日は「鬼平犯科帳」第1シーズン、第1話を観た。30年以上前の作品だが、十分見ごたえがあった。

★ 久々の時代劇、ここぞとばかりに池波正太郎さんの「鬼平犯科帳 1」(文春文庫)から「本所・桜屋敷」を読んだ。

★ この作品では鬼平こと火付盗賊改めの頭、長谷川平蔵の生い立ちが語られている。不遇な少年期、道を外れて無頼どもとつるんでいた時期もあった。そんな時代も道場通いだけはやめなかったという。いろいろあって、火付盗賊改めの頭となったある日、かつて道場で、ともに腕を磨いていた旧知と会う。話は自然と、彼らが若い頃にあこがれていた道場の娘の話題に。

★ やがて、平蔵たちが追う凶悪犯とその娘が結びついていく。

★ 友人はかつての娘を忘れられない様子。平蔵は諭すのだが、愚直な友人には通じない。

★ 事件から1年がたった。お裁きが終わっても踏ん切りがつかない友人を見かけたときの平蔵の心配りが印象的だった。

★ テレビシリーズ、第2話が「本所櫻屋敷」だったので、こちらも観た。
コメント