じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

横溝正史「花髑髏」

2020-07-01 14:51:34 | Weblog
★ 「探偵・由利麟太郎」としてドラマ化されたので、横溝正史「花髑髏」(角川文庫)から表題作を読んだ。

★ 昭和12年の作品だという。時代は変われど、罪を犯す心理は時代を超えるようだ。

★ 探偵・由利麟太郎のところに匿名の手紙が届く。そこに記された場所に彼が赴くと、長持の中に肩から血を流した女性が横たわっていた。物語はやがて連続殺人、そして恐ろしい復讐劇に。

★ 盛り上がった部分は講談調で良いリズムだったが、全体としては読みにくい作品だった。

★ 今では到底放送できない差別用語の連続。これをそうクリアしたのか、ドラマも観てみたい。
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