じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ユーロ危機から世界恐慌へ

2011-09-25 10:21:17 | Weblog
★ 今朝の朝日新聞、1面で「恐慌のふち 漂う世界」と題する編集委員のコラムを載せ、6面「波聞風聞」のコーナーでヨーロッパ総局員の「ユーロ危機」と題する原稿を掲載している。

★ ロシアの大統領選やパレスチナ問題など国際問題は話題豊富だが、ジリジリとEUの危機が深刻化し、それを発端とする地球規模の経済不安、社会不安が進んでいるようだ。

★ G20諸国も面従腹背。表立っては協調を強調するが、そこそこにご近所づきあいをしながら、結局は我が身大事と言うことだろうか。

★ ギリシャをEUから離脱させるのか。それともドイツなど比較的経済が好調な国だけで新EUをつくるのか。

★ どちらにしても弱者切り捨ての論理だが、頑張って経済を支えている国にとっては怠惰のツケを回されてはかなわないということだろう。「アリとキリギリス」を思い起こす。

★ しかしそうした比較的経済が好調な国の好調たるゆえんがギリシャやイタリアやスペインの購買力の結果だというから、「弱者」にも一分の理ありとも言える。

★ ゆとりがなくなれば世知辛くなるのは世の常だ。水かけ論を繰り返しているうちに状況はますます悪くなり、行き着くところはテロ、民族紛争、戦争だ。

★ 人類は何度となくこれを繰り返してきた。これが資本主義の宿命だと言えばそれに尽きるが、戦争で数百万人いや数千万人の命が失われることを思うと、ない知恵も絞り出さねばなるまい。

★ カギを握るのは新興国か。
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レコード店・書店の衰退

2011-09-25 02:11:38 | Weblog
★ CDTVを久しぶりに見た。今週のトップ3は、EXILE、モーニング娘、AKB48。不況時代には「まとめ売り」が売れるという定説は、あたっているようだ。

★ ところで、音楽のメディアはレコードからCDそしてダウンロードへとこの数十年で大きく変わってきた。

★ 特にCDからダウンロードへの移り変わりは、販売形態に大きな変革をもたらした。街から小さなレコード店が次々と消えていった。

★ これは書店にも言える。今はネット通販が全盛期。書店で本を見て選ぶ時代から、ネットで本を選び宅配してもらう時代に変わった。

★ 電子書籍の時代になれば、音楽業界と同様に大きな変革が起きそうだ。

★ レコード店は新たな付加価値を見つけられず、多くが消えていった。書店もコミックや入れ替わりの激しい雑誌でなんとか維持しているが、書店の数の移り変わりを見れば、時代の推移は明らかだ。

★ 某グループが「投票権」などを付録してCDを売り、女性雑誌が「おまけ」をつけて販売数を増やしているように、何か工夫をしないとモノが売れなくなっている。

★ そしてそうした工夫もいつまで続くかわからない。消費者は実に飽きやすい。

★ 新聞のデジタル化は時間の問題だ。新聞紙といったモノが消えるのも遠くないかもしれない。昔は弁当箱を包むのも、八百屋さんが野菜を包むのも新聞紙だったが、それはもはやノスタルジーだ。

★ ちり紙交換なども懐かしい。新聞紙がなくなれば古紙回収もなくなるね。新聞の宅配と言う日本的なシステムもなくなるね。折り込み広告はどうなるのだろうか。

★ 時代の変化は実に速く残酷でもある。

★ 1本1500円以上するウナギ。益々高級魚となるうなぎ屋さんは生き残れるだろうか。一時期、紳士服で「助けて下さい」という売り方が流行ったが、最近はメガネ屋さんの「在庫一掃セール」が目立つ。

★ 新興の低価格メガネ店が拡大していることと関係がありそうだ。

★ 塾業界はどうなるのやら。




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