じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ノウイング」を観る

2010-04-04 20:31:12 | Weblog
★ ニコラス・ケイジ主演の「ノウイング」を観た。

★ 太陽の異変によって人類が滅亡するといったストーリー。

★ 小惑星が地球に激突するといったモチーフで「アルマゲドン」と「ディープインパクト」がほぼ同じ時期に公開されるといったことがあったが、この作品も「2012」とほぼ公開時期が一致する。

★ 「ノウイング」の方が若干早かった。

★ 製作費が「2012」の4分の1だそうだが、内容もそれなりだったように思う。見終わった後に、ニコラス・ケイジが1人で走り回っていたような印象を受ける。

★ ストーリーはさておき、CGは見事だった。前半の旅客機の墜落場面は迫力満点だった。それから音響効果が絶大だ。恐怖感を煽る。ミステリアスな「数字」を使っていた点も不気味さを増幅した。

★ 宇宙人を登場させてまでの壮大な物語と親子関係とのバランスがイマイチ結びつかないように思った。

★ 「地球が静止する日」「ハプニング」「未知との遭遇」を合わせたような作品だった。
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「愛を読むひと」を観る

2010-04-04 04:29:27 | Weblog
★ 「愛を読むひと」を観た。

★ 最初は「個人教授」や「青い体験」のような年上の女性と青年とのラブロマンス(「麻雀放浪記」の加賀さんと真田さんの絡みも印象深い)かと思って観ていたが、途中から意外な方向へ。

★ 「もし、ナチスが政権を取らなければ」「もし、彼女に字が読めたらなら」「もし、主人公の青年が彼女の冤罪を晴らしたなら」「もし、主人公の男性が返事を書いていたなら」「もし、再会した時もっと温かく接してあげれば」・・・。

★ 「もし・・・」をいっぱい考えてしまう。それほどまでに結末は悲しいし、奥深い映画だった。

★ ドラマ「私は貝になりたい」で、どうしようもない理不尽さを感じたが、この映画でもなぜ1人の女性が必要以上に戦争の責任を負わねばならないのかと疑問に思った。

★ もちろん、大量虐殺は許し難い。

★ セリフ一つ一つに意味があるように思える。2度、3度と観ると新たな発見があるのかもしれない。見方によって、いろいろと考えさせられる映画だった。

★ ケイト・ウィンスレットさんは美しかった。老け役も見ものだ。彼女はこの作品でアカデミー賞を手にするが、「タイタニック」とは違った魅力があった。
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