じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

後期高齢者医療制度

2007-11-01 10:32:32 | Weblog
★ 市政だよりが届いた、1面で後期高齢者医療制度について特集が組まれていた。

★ 「少子高齢化が進み、医療費が増える中、皆さんが安心して医療を受けるための基礎となる国民皆保険制度を維持するために、医療制度の改正が進められています」という、ひどい文章で始まる。

★ 文才のない役人が書いた常套句の羅列だが、こういうのを慇懃無礼というのだろう。

★ 結局、「医療保険制度を維持するために、高齢者にも保険料を負担していただきます」と言いたいのだろう。はっきりそう言えばよいものを。

★ それにしても高齢者への負担増は過酷だ。税制上の控除も減り、介護保険料、健康保険料がささやかな基礎年金から天引きされるとなると、手取りはビビたるものだ。こんな金額で生活できるはずもなく、そのことを左団扇の国会議員や官僚、財界の人々はわかっていない。

★ いや、そうした賢明なる人々がわかっていないはずはない。年寄りは早く死ね、貧乏人が路頭に迷おうと「そんなの関係ない」ということだろう。

★ 障害者自立支援法や医療制度改革など、自民党、公明党の連立与党の政策は弱者にとってはひどいものだ。公明党は弱者の味方だと思っていたが、政権にしがみつく間に変わってしまったようだ。

★ 国家の財政が窮迫しているのは知っている。それは自民党政権下のバラマキ政治、グリーンピアのような税金や保険金のムダ使いのツケだ。

★ 少子高齢社会の到来にしても昨日今日分かったことではない。それを知りつつ問題を先送りしたり、場当たり的な政策しかとってこなかったのは、政権が無能だったと言われても仕方なかろう。

★ 指導者の失政、悪政のツケを庶民が支払う。最近目につく会社の破綻と一緒で、最後に泣きを見るのは弱者だね。
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