じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ロボットスーツ

2006-09-17 23:56:31 | Weblog
★ 「情熱大陸」を見ていて、ロボットスーツに驚いた。ロボットスーツ、人間の筋肉を流れる微弱な電気信号を受け取り、それを増幅して手や足を動かす装置だ。はなはだ簡単に言えば、電動自転車みたいなものか。実物はもっともっと複雑だけれど。

★ それにしてもこの装置によって体の不自由な人がその不自由さから解放されるというのには感動した。ちょうど眼鏡や補聴器やあるいは入れ歯のように、体の不自由さを補うために簡単にロボットスーツを使える時代がもうそこまで来ているような気がした。

★ もちろん心配はある。その最たるものは軍事利用だ。軍関係者がこうした技術を見逃すはずがない。またロボットスーツを求めて争いが起こったり、結局は豊かな人だけがスーツを手に入れることができるようになりはしないか。機械の体を求める「銀河鉄道999」は一つの予言であり警告だ。

★ 技術と倫理の関係はいつも問題にされるが、いつの時代であっても人間には避けて通れない課題なのだろう。危惧は危惧として、体の不自由な人にとっては一刻も早い普及が求められる。またこうした技術は知的財産で立国しようとしているこれからの日本には欠かせないものである。大いなる発展を期待したい。
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