TS-940S Limited 修理の続きです。
やっと電源が入りました。
ファイナルユニットに電源を供給して、異常が無いか確認をする準備です。
AVR ユニットの電圧調整ボリュームを交換しておいたので、DC28.0Vに調整です。
しかし、20V付近からほとんど電圧が変化しません。
ボリューム交換で何かやってしまったのか?
いやいや、ダイオードがショートしていて、28Vの安定化回路がちゃんと動作して
いませんでしたので、壊れた部品を交換します。
これでやっとDC28Vが出てきました。
それでは、恐る恐る送信試験でもやるかと思いながら、フロントパネルに目をやると
LEDがボーっと薄暗く点灯しているのが見えます。
何、何?
あ、そうか。以前修理した時にフロントパネルの AT と言うLEDが、オートチューナーOFFの時に
ボーっと薄暗く点灯するのを確認していたのですが、修理依頼部分ではなかったので
修理していなかったのを思い出しました。
ATのLEDが点灯していても、オートチューナーが動作するわけではありません。
LEDだけの問題ですので、気にしなければ良いのでしょうが、OFFで点灯するのは
気に入らないので修理しておきましょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/21/d3094a348843dec2c63a82de76b3f2d0.jpg)
この時、オートチューナーをONにすると明るく点灯
この時は、ちゃんとオートチューナーが動作します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ee/3317dee4c7ab74dfbf1d7379987d5336.jpg)
回路図を見ると、このLEDの制御は ATユニット で行われています。
どの回路が壊れているのか。
オートチューナーユニットを取り外して、ATユニットを測定します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a8/08541fe41061c281aff2b06c68157a77.jpg)
調べてみると、AVRユニット に逆戻り。
またAVRユニットか.....
DC21Vの安定化回路が故障していて、正常な電圧が出ていませんでした。
ファイナルユニットに行くDC28Vが異常だった時は、ここの電圧が下がっていましたので
LEDも消えていたのですが、DC28Vを修理して正常電圧となると、DC21Vが異常で
電圧が設計値から大きくはずれるので、LEDがボーっと点灯するのです。
なるほど、そう言う事かと納得したので、安定化回路を修理。
このDC21Vは他の回路にも供給されていますので、修理して正解でした!
消えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/50/59965e6e39f8dd61530418ddecbec183.jpg)
せっかく ATユニット を分解したのだから、チューナーを経由するか、経由しないかを
制御するリレーの接点をクリーニングしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/25165fbb2ec5b4a242820b0af93070c6.jpg)
ついでにオートチューナーのギヤにも注油します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b6/683f4b45724dba2450f2871fb60ba74e.jpg)
注油ついでに、電源の放熱用FANにも注油。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/12/3b7b0415eae1a6d180812570a8f609ce.jpg)
ついでにFANが低温から回るように、そして回転数が若干高くなるように抵抗値を変更しておきました。
確認すればするほど、あれこれと不具合箇所が発見されます。
先は長そうです......
この時代の無線機は、こうやって遊べますから良いですね。
やっと電源が入りました。
ファイナルユニットに電源を供給して、異常が無いか確認をする準備です。
AVR ユニットの電圧調整ボリュームを交換しておいたので、DC28.0Vに調整です。
しかし、20V付近からほとんど電圧が変化しません。
ボリューム交換で何かやってしまったのか?
いやいや、ダイオードがショートしていて、28Vの安定化回路がちゃんと動作して
いませんでしたので、壊れた部品を交換します。
これでやっとDC28Vが出てきました。
それでは、恐る恐る送信試験でもやるかと思いながら、フロントパネルに目をやると
LEDがボーっと薄暗く点灯しているのが見えます。
何、何?
あ、そうか。以前修理した時にフロントパネルの AT と言うLEDが、オートチューナーOFFの時に
ボーっと薄暗く点灯するのを確認していたのですが、修理依頼部分ではなかったので
修理していなかったのを思い出しました。
ATのLEDが点灯していても、オートチューナーが動作するわけではありません。
LEDだけの問題ですので、気にしなければ良いのでしょうが、OFFで点灯するのは
気に入らないので修理しておきましょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/21/d3094a348843dec2c63a82de76b3f2d0.jpg)
この時、オートチューナーをONにすると明るく点灯
この時は、ちゃんとオートチューナーが動作します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ee/3317dee4c7ab74dfbf1d7379987d5336.jpg)
回路図を見ると、このLEDの制御は ATユニット で行われています。
どの回路が壊れているのか。
オートチューナーユニットを取り外して、ATユニットを測定します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a8/08541fe41061c281aff2b06c68157a77.jpg)
調べてみると、AVRユニット に逆戻り。
またAVRユニットか.....
DC21Vの安定化回路が故障していて、正常な電圧が出ていませんでした。
ファイナルユニットに行くDC28Vが異常だった時は、ここの電圧が下がっていましたので
LEDも消えていたのですが、DC28Vを修理して正常電圧となると、DC21Vが異常で
電圧が設計値から大きくはずれるので、LEDがボーっと点灯するのです。
なるほど、そう言う事かと納得したので、安定化回路を修理。
このDC21Vは他の回路にも供給されていますので、修理して正解でした!
消えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/50/59965e6e39f8dd61530418ddecbec183.jpg)
せっかく ATユニット を分解したのだから、チューナーを経由するか、経由しないかを
制御するリレーの接点をクリーニングしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/25165fbb2ec5b4a242820b0af93070c6.jpg)
ついでにオートチューナーのギヤにも注油します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b6/683f4b45724dba2450f2871fb60ba74e.jpg)
注油ついでに、電源の放熱用FANにも注油。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/12/3b7b0415eae1a6d180812570a8f609ce.jpg)
ついでにFANが低温から回るように、そして回転数が若干高くなるように抵抗値を変更しておきました。
確認すればするほど、あれこれと不具合箇所が発見されます。
先は長そうです......
この時代の無線機は、こうやって遊べますから良いですね。