「暑いですね」という言葉が話し言葉の最初に出るくらい「暑い」。そんな都内から帰ってきたが、自宅に戻ると風も吹き心地よい。しかし、富士山はかすみ、うっすらと全景を見せているだけだ。
「ラウラ、帰ってきたぞ」
「アァーン。そう」
「また寝るのか」
「邪魔しないで」
まったく、お前は能天気。しかも顔を隠して。
ところで、「ジェームス・ボンド(James Bond)」の好きなお酒の話をアップして、二級酒を飲む源太郎を「ジェームス・セメダイン(James Cemedine)」と書いたら、友人たちからメールでツッコミが早速あった。いくつかのツッコミを書いてみよう。
1.そもそもジェームス・ボンドと同じステージで書くこと無理がある
2.Bondは「接合」という意味で、ジェームス・ボンドは美人といつもロマンスがあるが、源太郎は無理だろ
3.ボンドもセメダインも商標登録されているから勝手に使うな
4.二級酒は税法が変わって今は死語。しかも源太郎なら「メチル」を水で割っただけだろ
5.ボンドは「足が長いぞ」
・・・
「どんだけ、ツッコミを入れるんだ」と思いつつ返信するのもめんどくさいからまとめて返事。
そもそも、映画館を出てくると昔は「文太さん」に成り切って出てくる人もいれば、「お姫様」になって出てくる人もいただろう。だから「ジェームス・ボンド」になって出てきてその所作を真似れば「ジェームス・ボンド」になって何が悪い。
確かに「ボンド」は結合する単語と一緒だけど、彼はすぐに剥がれるだろ。だから「ポストイット」みたいに軟弱なやつだ。源太郎は違う。商標登録は「接着剤」に限定されているだろ、しかも「セメダイン」は造語(セメントと力の単位のダイン)だろ、だから「ジェームス・セメダイン」は源太郎が作った造語。だから法に抵触しない。
「二級酒」は確かに使わなくなったが、お前らがいつも飲んでいる「地酒」の多くはもともと「二級酒」だったんだよ。「本当にお世話になった人に一級酒を持って」という先輩を敬うフレーズを忘れちまったのか。しかもだ。「メチル」なんてものは飲んだら「死ぬか、目が使えなくなる。だからメチル」、お前は化学、赤点だったよな。「エチル」だよ。
そして、「足の長さ」は関係ないだろ。「ジェームス」と名のつく人はみんな足が長いのかよ。まぁこればかりは、当たっているので良しとしよう。何れにしても「カタカナ名前」を作った源太郎にも非はあるので「セメダイン・源太郎」と改名するよ。(笑)
神田神保町に「MIYABI」のパン屋さんがある。今日はこのお店で焼きたての一斤半(一日6回しか焼かないので手になかなか入らない)と品川工場製造の二斤のデニュシュパンをお土産に買ってきた。そして親しい友人へのお土産は「焼きたて」をお届けした。どうだツッコミを入れる諸氏よ、源太郎にたまには「一級酒」をご馳走してくれよ。