6月19日に山頂は雪が降り、そして梅雨特有の豪雨、今日は朝からジリジリと太陽が照りつけている。
山麓から雲が湧き上がり、夏山らしい富士山が戻ってきた。
山開きまであと二週間。
来週からずっと雨予想だが、山開き当日はどのくらいの登山者でにぎわうのだろうか。
すでにお外の気温は26度を超えているが、家の中は涼しい風が吹き抜けている。
ラウラは丁度良い温度の場所を見つけて座り、「朝ごはんちょうだい」と源太郎に視線を向けている。
「はい、はい。朝ごはんだね」
6月19日に山頂は雪が降り、そして梅雨特有の豪雨、今日は朝からジリジリと太陽が照りつけている。
山麓から雲が湧き上がり、夏山らしい富士山が戻ってきた。
山開きまであと二週間。
来週からずっと雨予想だが、山開き当日はどのくらいの登山者でにぎわうのだろうか。
すでにお外の気温は26度を超えているが、家の中は涼しい風が吹き抜けている。
ラウラは丁度良い温度の場所を見つけて座り、「朝ごはんちょうだい」と源太郎に視線を向けている。
「はい、はい。朝ごはんだね」
暑い日。
JerryとLauraの二人はおとなしくお昼寝している。
Mihoちゃんは片付けも終わり、大好きな韓流ドラマを見ていた。
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「どぉーん。ガシャ」
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ジェリーが血相を変えてすっ飛んで逃げてきた。
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「パパー。たっ、大変なことに!!」 Mihoちゃんの声がする。
「どうした!!」
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「それが、おかしいのよ」と笑いをこらえるのが精一杯。
「どうした!!」
「それがね。ラウラが出窓で寝ていたでしょ」
「ああ」
「寝返り打って、落っこちたのよ。それもジェリーの寝ている上に・・・」
「それでジェリーが飛びたしてきたのか」
「二人よ。落ちたラウラもびっくりこいて、飛び出したの。ほんと笑えるよ」
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・
「ジェリー。災難だったなぁ。これじゃ落石注意の看板みたいに、ラウラ落下注意の看板がいるなぁ」
ジェリーは、寝ぼけているのか「何があったのかまだ現実が分かっていない」
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「ラウラ、お前何した!!」
「アタシが何したというのよ」
涼しい顔したラウラを見ていると、再び笑いが出る。
スッキリはしていないが、梅雨時の富士山。
普段の富士山です。「もゃっとして、パッとしない富士」です。
ラウラもジェリーもまだ起きてきません。
ラウラ「おとしゃん。お帰りなさい」
お父さん「ただいま。昨日は雨がすごかったかい」
ラウラ「お家にいたのでわかんない」
お父さん「新幹線も止まったり、電車の直通運転もできなくなったり、都内も大変だったようだよ」
ラウラ「雨は大丈夫だったの」
お父さん「結局、折りたたみ傘は持って行ったけど、使うことはなかった」
ラウラ「よっ、晴れ男」
お父さん「ビルの中にいたので雨は関係ないし、移動中も濡れることなし」
というわけで、久しぶりに自宅に戻る。
都内のホテル近くを朝早く散歩。人通りのない都内は都会だけど気持ちがいい。
友人が、エジブトのカイロから帰国し、向こうで撮影した猫の写真をいただいた。エジプトと判別できるのは背後のピラミッドの石だけ。「本当に行ってきたのか」と思いつつ、猫にピントが合っていない。背後の巨石にピントが合っているじゃないか。(笑)
まぁ、無事に帰ってきただけで喜ばしい。エジプトでは「バテスト神」として猫は神様、耳がピンとしてカッコがいい。
「我は、ブバスティスの女主人。我は、アトゥムの娘、ラーのウジャトの目」
そして、欧州では記録的な熱波らしい。スイスのベルンではアーレ川で水浴する人たちの姿がニュースで報じられていた。
夏至を前に関東北部では雹が降り、そして富士山に雪が降った。6月といえば欧州は最高の季節なのに熱波襲来。写真のアーレ川は2012年に撮影したものだが、この川に入りたいくらいの熱波とは気象の変化は人間の想像を超えるなぁ。
今朝は空気中の湿度が高いのかも(天気予報では午後から一週間雨模様との予報)
それでも富士山の朝焼けが綺麗。早朝4時35分撮影の富士山。
昨日朝の積雪もだいぶ消えた。
残雪が朝日に照らされ始めた。
しばらくは見ることができないかもしれない富士山の朝焼け。
早起きは三文の得ですね。
「おお、ラウラ起きていたの」
「はい」
「おとうしゃんは今日から調べものに出かけるから留守するよ」
「ええ」
「しっかり、お留守番していてね」
「うん」、寂しそうなラウラであった。(実はお腹が空いている顔だ)
タイトルはCharles Aznavourが作曲した名曲。英語名は「Yesterday When I Was Young」
そう、あのザ・ピーナッツが引退するときに歌った「帰り来ぬ青春」。
色々な人がカバーをし、Matt Monro、Nara Noian、あのパンチのあるShirley Basseyまで歌っている。
源太郎のオススメは、Nicole MartinやPatricia Kassのフランス語歌詞、Dusty Springfieldの英語バージョン。
日本なら西島三重子さんかなぁ。
でも皆さん、パトリシアを除けばもう源太郎と同じ青春がすでに遠く、天国に旅立っている人もいる。それでもザ・ピーナッツの歌詞はなかにし礼さんの作詞アレンジで、グッとくるものがあった。
このザ・ピーナッツの引退番組を見たことのある人はみなさん懐かしく感じ、青春過ぎ去りの人たちだろう。この曲は我が青春の一曲だと思う。
ラウラは一日、あっち・こっちと飛び回り、お澄まししたり、甘えたりと忙しかった。
抱かれているときは大人しくていい子なんだけど、庭先にきていた黒猫さんを見ると「ツン」として、睨みつけているあたりは気の強い娘だと思う。
富士山は夕暮れを迎え、山麓の自衛隊演習場には数発の照明弾も上がっている。もうそんな時期になったんだなぁと、富士山のカテナリー曲線の稜線に見入っている。
夜明け前、目を凝らすと「富士山に雪が降ったように見えた」
本当か?
昨日の雨は少し冷たかったので「まさか」と思ったが、しっかり見ると「おぉ、雪化粧している」
夜明け前と、東の空の雲が厚いので薄ら夜明けを迎えた富士山の二枚組みの写真をアップします。
もうすぐ山開きなのに雪。「やっぱり富士山は高い」と改めて思う。
さぁ、月曜日、頑張っていきましょう。
やっと梅雨時の天気。
細かい雨が降っている。
木陰の紫額紫陽花がひっそりと咲いている。
Mihoちゃんと家にゴロゴロしていてもつまらないので買い物に。
「ねぇ、何十年も使っているアイロン台、もう買い換えてもいいよね」
「そうだね」
「でさぁ、フライパンもお鍋も」
「いいんじゃないか」
なんて会話して、買い物。
「ねぇ、この抱き枕、いいかもよ」
「抱き枕か」
「これなら、女性よりも安くつくわよ」
「・・・・。こんな細い枕じゃね」
「・・・・」何という会話なのか。
帰ってくると、暇を持て余していたラウラがおねだりポーズ。
「何か、デブじゃないか。ラウラ」
「何言ってんのよ」とラウラ。
「こいつ、一日ゴロゴロしていただけじゃないか」
「それより、おやつは・・・」
お前は能天気でいいなぁ。
雲がどんどん流れて、湧き上がっている。それでも墨絵のような富士山はまだ見えています。
「天気が悪いなぁ」
「アタシは今日電池切れ。ということでおやすみなさい」
「ラウラ、今日は何の日だ」
「知らん!!」
「今日は父の日だよ」
「そう・・・だから」
娘から「今日は父の日。いつもありがとう。とりあえず健康に留意してママと仲良くやってください」とLINE
源太郎「父の日というものは、そんなものだ」
ママ「それでいいのよ・・」
源太郎「まぁーな」
昨日の夕暮れは厚い雲の上に山頂だけ出した富士山。
そして、今朝は全てが灰色の世界をバックに朝日は届いていない。
せっかくの日曜日だが北風が吹き、温度はかなり下がっている。
ところで、源太郎は、このモノクロの富士山を眺めていると、ララ・フアビアンの「ジュテーム」の曲が流れてくる。
わかったわ。
別れるには他の方法もあったのに。
くだけたガラスの破片は私たちを少しは助けてくれた。
このつらい沈黙の中で、
私は心を決めた。一緒にいることをあきらめた。
愛しすぎているため、許してしまった誤りだった。
わかったわ。
私の心の中の少女は、何度もあなたを呼んだ。
あなたは、まるで母のように、私を包み守ってくれた。
私は取り込んでしまっていた。
私たちは分かち合ってはならなかったのだ。
言葉と夢が終わったとき、私は叫びつつあった。
私はあなたを愛している。
私はあなたを愛している。
狂ったように、兵士のように
映画のスターのように
私はあなたを愛している。
私はあなたを愛している。
狼のように、王様のように
自分ではない人間のように。
わかるでしょう。
私はあなたをこんなに愛している。
Lara Fabian Je T'aime
この曲は、彼女の楽曲の中でもっとも好きだ。彼女のデビュー当時のMVがインターネットに公開されているので、YouTubeのお力を拝借。(古い動画なので画質はイマイチです。近年の新しい鮮明な動画はたくさんアップされていますのでご覧あれ)
ロシアでのコンサートも印象的、そして2002年のコンサートでは感極まり歌えなくなるシーンもあったが、源太郎はデビュー当時のこのララの歌い方が好きなのであえてこの動画なのです。
そう、この曲が流れるとモノクロの富士山を思い浮かべる。反対にモノクロの富士山を見るとこの曲が頭の中に流れる。不思議な曲だと思う。
・・・
・・・
話は変わって、今源太郎がイチオシの音楽家は「Amadeea」、日頃マイケルジャクソンさんの曲など聞かないが、彼女の演奏には見入ってしまう。日本できっといつかは有名になるに違いない。そう思っている。
Amadeea Violin - Medley Michael Jackson (Cover) | Alex Cooper Mix
ラウラ「おとしゃんのブログを見てくださってありがとうございます。今年も半年すぎましたので、ここで富士山の姿を毎月2枚選択して富士山ワールドにご招待します」
お父さん「7月になると富士山も山開きだなぁ。ラウラご案内を頼む」
ラウラ「ガッテン承知の助。じゃ、初日の出に照らされる富士山からスタートします」
【1月1日】
【1月16日】
【2月5日】
【2月19日】
【3月5日】
【3月22日】
【4月10日】
【4月29日】
【5月7日】
【5月19日】
【6月5日】
【6月16日】
ラウラ「楽しんでいただけましたか。次はラウラの写真集を・・・」
お父さん「それは、予定がありません」
昨夜の夕焼けがダイナミックだったので、少し期待して夜明けを待った。
少し湿気があるのかも、薄い空気のベールに包まれているが富士山の朝焼けを見ることができた。
「ラウラ、おはよう」
「あぁ・・・」
「なんでバックの上で寝ているの」
「ここが落ち着くの」
「じゃ、おやすみ」
「アィ・・・」