種まきしたあとほとんど発芽した大根。一次、二次間引きして元気な苗が30cm間隔に育ち始めた。二次間引きした葉と根は友人にも提供して、我が家でもしっかりと料理していただきました。大根の葉は、美味しいので虫たちの攻撃の対象、そこでべニカ乳剤を一回だけ散布して、精一杯育ってもらう。
話は変わって、8月から始めた新しい趣味の木工旋盤、独学だが晴れた日に暇があればコンプレッサーをセットして、旋盤をセットして一品づつ、木材を変えたり、友人の使い勝手も聴きながら作っている。最初は慣れていないので、失敗も多々あった。その中で重要な事柄が少しづつわかってきた。
一番大事なことは、なんて言ったって、CHISELの切れ味。如何に刃先の切れが加工の基本中の基本。切れ味が良いと節があっても、荒らし上げ中の表面の仕上がりも劇的に良くなる。
そして、木の性質をよく見極めること、硬さや乾燥度合いが出来に大きく影響する。それからやっぱり使い勝手。友人から、大きい丸氷が入るロックグラスが欲しいとか、安定感の高いコップが欲しい、手のサイズに合わせたものにしい欲しい。そんな要望が加工する目標になって楽しくてしょうがない。
家内の実家の庭にあった、不要な糸杉の間伐材や椿、杉、コウヤマキ、桂、栗などを加工しているが、やっぱり栗は硬く、なかなか加工に時間がかかる。木目の綺麗さや軽さは桂材がいい。そして椿は乾燥が適切でないと歪んでしまう。そんなことで、考えることが楽しくてしょうがない。
既に多くの器を作って、友人には喜んでもらっているが、次第にここ数日で荒削りした器。少しづつ中ぐりもうまくなってきた。