夕方から雨模様。
「梅雨入り」ということで、我が家の二人はそれぞれ適当に時間をつぶしています。
ラウラは、源太郎が冷蔵庫か食品庫に行くのを監視しているし、ジェリーはラウラから離れて横になっている。
上空には低空で自衛隊機が訓練飛行。望遠を使わなくてもよく見える。
姫川上流で毎年土砂災害を防止するため、懸命に対策に従事している山男から便りが届いた。
残雪もなくなり、いよいよ本格的に入山となったが、午後あたりから天候悪化を心配されていた。
この渓流は、頻繁に「土石流」が発生する難所。「どうぞご安全に」
ジェリーは「バターに埋め込んだ薬玉に、煮干しの粉をまぶし、ジャーキーのおやつを添えた特製の投薬方法」によって、見事に一発で薬を服用した。
その脇で、ラウラはおこぼれをいただけないか狙っていた。それに気づいたジェリーはそれを取られないために、慌てて食べたというのが本当のところだろう。まぁ、問題なく薬を飲んだのでよし。
ジェリーは薬を飲み終わると、ケージに入って寝る体制のポジションを模索していた。するとラウラは、高みから「おい、遊んでやるぞ」と挑発が続いたが、結局無視され、自らも眠気に勝てず、床についた。
さぁ、おとしゃんは仕事。お前たち静かに寝ていろよ。
源太郎のベッドの棚の上で、朝早くからラウラが「ガタガタ、ガシガシ」とうるさい。
「まだ4時半だぞ。ラウラうるさい」
確かに普通なら夜明けの時間。でも空はうっすらと明るくなっただけで、スカッと晴れていない。
雲が多く「梅雨時の富士山」の典型的な姿。
「そっか、九州も山口県も梅雨に入ったもんね」と思いつつ、あまり見栄えのしない「富士山AM4:40」とやかましい「ラウラ」を暗がりで撮影。
結局ラウラに無理やり起こされた源太郎は、小さな音で「エディット・ピアフ没後30周年記念CD、1993」を聴いている。今日も頑張りますか。
