夏のような積乱雲、そしてオレンジ色の夕日が富士山の南斜面を照らす。
この風景には説明はいりません。
夕方になっても「暑い」
ジェリーはそれでも散歩に行くと元気に走り出した(三本足だが走ると楽なようだ)
しばらく走ると今度は3m進んで一服、また3m進んで一服。
そして、田植えを終えてもうひさしい水貼りの水面をじっと見ていた。
何を見ているのかと、目をこらすと「オタマジャクシ」
ここ何年も真面目に見たことがなかったオタマジャクシを源太郎も見入っていた。
今度は、ジェリーが「帰るよ」と先に歩き出した。
帰ってくると、ラウラは「いたずらしていなかったからおやつ」を要求する目でこちらを見ている。
ラウラはお外に出ないのでオタマジャクシを見ることはないが、もし見たらどんな行動をとるのかなぁ。
昔、エマは水槽で飼っていた淡水魚をずっと見ていたことが思い出される。ラウラのことじゃ、きっとバシャバシャと手を突っ込むに違いない。
この季節は、山麓が晴れていても富士山が見えないことは日常茶飯事。今朝も厚い雲に覆われている。
観光客の皆さんが「こんなに晴れているのに」と富士山の方向を見て、ため息をついていることをよくみかける。
富士山はやっぱり高山、気流は里とは違い想像はつかないのだから仕方ないと諦めるしかない。でもせっかくの旅行、富士山の綺麗な稜線を見て欲しい。(この時期富士山を見るなら、早起きするしかないので深酒は厳禁)
そして、まだ雪をいただいた山頂から流れるカテナリーの稜線を目に焼き付けていただければと願う。
庭の紫陽花もやっと開花したが、この花はこんなに明るい光に照らされるより、雨降りが一番似合う。
そして、「木瓜の実」も狭い空間で大きくなってきた。そんなにひっついて実をつけることもないのに、仲良く「デブ」に育っている。「木瓜酒」を作る家庭もあるが、我が家はあくまで鑑賞用。「木瓜酒」を飲んだら「ボケ防止」になるということならチャレンジして見たいとも思う。
今日は金曜日、さて一日頑張りますか。(二人はまだ起きてこない)