Jerry Emma Laura Piano

Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

源太郎、、、痛快な書物を読みながら。

2017年06月29日 | 毎日の話

結局、今日は一日中曇り空、そして小雨が時折降る天気。

ジェリーはグータラしながら一日を過ごし、ラウラは牢獄の監視人のように源太郎の邪魔をしながら一日を過ごした。プリンターの上に陣取り、スキャナーを使わせてくれない。AFのくぼみがちょうどお尻にフィットするらしくこの場所がお気に入りだ。

 

今日は面白い書籍に出会った。この書物(スペインの1967発刊本)には、ある事柄が痛烈に、滑稽に描かれている。ちょっとその話を簡単に書いてみよう。

 

欧州は古い歴史がある。当然新しい国、新世界である米国に対して懐疑的なことはもちろんなことだ。欧州(フランスが代表格)では、地球上で最も信頼できるある事柄に「G」という係数を使って物事を考えていた。これは古代エジプト時代から脈々と続けられてきた。

ところがある時、米国は巨大なものを作るため「T」という全く要素の異なったものを「G+T」として使うことを力説した。

すると、巨大な国になってきた米国に歩調を合わせる国が続いた。しかし、フランスとイタリアそしてスペインはこれに従わなかった。特にフランスは今でもそれを否定している。イタリアは独自の形態をローマ時代から考えており、原型を作ったスペインはかなり中立的に「G+T」を評価したのである。

1905年にスペインのある機関がまとめ、1967年に最終報告された記述はとてもユニークで、Tに対してGは3倍以上の信頼度があると正式報告している。そしてイタリアはある会合で「我々はローマ時代から試行してきた者たちだが、このように新しい概念を持った方々と意見を交わせることを光栄に思う」と若い米国を面白い表現でおちょくった。欧州には米国の歴史の短さに、表向き真摯に、内面は見下げて物事をみることをよく表している。ここにあの大英帝国の英国が出てこないのも愉快だ。

 

そんなことを記述している書物は読んでいて面白い。日本のある著名な人の執筆した書物には同様なことが小さく記載されているが、近代書物には見当たらない。欧州のように、常に侵略と報復が繰り返されてきた場所では、「確実に信頼できる」ということを見極める何かがあるかもしれない。

 

突然、娘から「熱伝導の実験が・・・・」とラインがあった。面白そうな実験のようだが、「ラプラス変換が・・・」と頭がオーバーヒート的なメッセージもあった。「ラプラス」と言えばポケモンと答えてやりたかったが、彼女は真剣だろうから茶化すのをやめた。

曇り空の「ガクアジサイ」