遠野を出る際は雨模様ながらも、二戸を過ぎた頃から雨もあがり、八戸に着く頃には青空も見えておりました。
ということで、遠野と歴史的つながりが深い八戸ですが、その中でも流鏑馬関連では、さらに深いつながりのある八戸の櫛引八幡宮での流鏑馬神事を観に行って参りました。
旧暦での8月15日は櫛引八幡宮の例大祭の日でもあって、境内は出店が数多く軒を並べ、まさしくお祭りという雰囲気抜群でもありました。
南部一之宮「櫛引八幡宮」・・・青森県八戸市
八戸地方を代表する神社であり、八戸氏(遠野南部氏)とも縁が深い神社でもあります。
歴史的なつながりやら流鏑馬に関する故事等は近いうちにまとめてご紹介したいと思ってます。
今回は流鏑馬取材を主にお伝えいたします。
故事に習い出張奉納の遠野南部流鏑馬保存会の方々
遠野南部流鏑馬神事でもお馴染みの皆さん。
ちょっとだけ遠い八戸で遠野の方々と逢う、少し懐かしいと思うと同時に何処か安心という思いもいたしました。
流鏑馬は午後1時からということでしたが、小生は午前11時半頃に到着、神社境内の散策やら、流鏑馬が行われる馬場の下見で時間を費やす・・・。
馬場
杉木立に囲まれた・・・というより杉木が乱立といった雰囲気、先の方(最終)が「への字」に曲がっており、しかも遠野郷八幡宮の馬場と比べれば距離も半分強で幅も狭い。
遠野郷八幡宮ではサラブレット?大型の乗用馬で流鏑馬が行われますが、八戸では小型種の馬、距離なんかを考えればスピードがそれほどでもない小型種が丁度良いかもしれないと変に納得したり・・・それよりも撮影する側、カメラマン泣かせといった厄介な雰囲気・・・。
最終地点から
杉木立の中ということで、かなり暗い、しかも今日のように晴れ間もあると木漏れ日があって明るい部分と暗い部分が・・・。
そして木々で見える範囲は決まっており、ひとつの的部分に絞っての撮影に成らざるを得ない・・・。
さて、流鏑馬神事奉納が間もなくとアナウンスされると、カメラマンやら観客が三々五々集まりだす・・・・といっても、上の画像に数十人の小学生の社会科見学かな?・・・が加わっただけで、観客は少なめであった。
平日でもありますしね・・・・。
場所を共にした地元の御年輩カメラマンさん達、毎年、この暗さの克服ができず、納得の写真はなかなか撮れず仕舞いとか、感度は800以上が最低限でしょう・・・とか、1600との声・・・汗・・・聞き耳立ててとりあえず、メイン機は800、サブ機は640に設定してシャッタースピードを125以上になるよう心がけて撮影したつもり・・・なはず・・・汗
一の射手奉行、同級生のNK氏は弓の弦が外れるアクシデント多発で、今回は上手くいかなかったようです・・・ちょっと残念・・・。
一応、それなりの形で撮れてはいるものの白飛び気味、感度等の微調整は必要だったかもしれません。
いずれ今後の課題ということですね・・・。
郷土史関連調べを本格的に始めて9年、遠野と歴史的つながりが深い八戸への取材を兼ねた調査も何度か行って参りましたが、その中で最も興味が深かったのが流鏑馬でありました。
とにかくまずは実際に観ること、今回、その望みが叶ったということで次へのステップへという思いでもありますし、いずれ北東北最古と伝えられる流鏑馬神事を観ることが出来たこと、これに尽きます。
遠野との縁を感じさせる河童
遠野沼田製瓦工場製作、寄贈
観客の外人さん
流鏑馬柄のTシャツを着ており、今回小生はスポーツ流鏑馬遠野大会でのオフィシャル帽子を被っておりましたが、共に流鏑馬柄で「オー・・・」と反応しあってました・・・笑
絵柄はちょっと違いますがね・・・笑(モンゴル騎兵かな?)