今年(2021年)のプロ野球はとても面白くなりそうで、4月からの開幕が待ち遠しくてたまらない。
まずは「MLB」(アメリカ大リーグ)だが、大谷選手が心身ともに絶好調でオープン戦の成績が凄い!
オープン戦といっても、選手たちは成績次第でマイナーリーグへの降格があるので本気で試合に臨んでいるのは言うまでもないが、周知のとおり大谷選手は昨年は左膝の手術の後遺症で足が踏ん張れず散々な打撃成績だったし、投げる方も右肘のトミージョン手術の完治にはほど遠く、使い物にならなかった。
そこで、今年こそはと秘かに誓うものがあるはずで、オープン戦の成績にもそれが如実に現れていると見た。
おそらく、公式戦では大リーグ史上において投打ともに(願望を込めて)「神の領域」に近づく成績を上げるのではないかと想像している。あと心配なのは故障だけ。
次に、日本のプロ野球だが家内が熱烈な巨人ファンなのであまり大っぴらに応援できないのだが、内心では「ヤクルト」に秘かに肩入れしている。
なぜかといえば、明豊高校(別府市)出身の「濱田」選手がいるから。
高校時代からその打撃は評判で通算で本塁打が40本以上だったし、たしか甲子園でもスタンド入りの本塁打を2~3本打っている。
ドラフト上位でヤクルト入りして今年で3年目だが、早くもオープン戦で本塁打が4本と絶好調でようやく才能が開花しそうだ。
村上選手(左打者)と組んで、左と右の大砲になると戦力アップは間違いないし、これで投手陣が整備できればリーグ優勝まで行けると思うので、何とか外人選手を補強できないかな。
いずれにしても「巨人 VS ヤクルト」の対戦のときは、金満「巨人」ではなく、自分と似た境遇の貧乏「ヤクルト」を秘かに応援させてもらうとしよう(笑)。
さて、大リーグの「大谷」選手が「神の領域」に近づく人間だとすると、まったく畑は違うが「真空管オーディオ」の分野で思い当たる人物がいる。
いつぞやのブログでも紹介したことがあるのだが作家の「村上春樹」さん絡みの話である。
同氏は作家デビュー前は「ジャズ喫茶」の店主だったことは有名だが、その時のシステムは、スピーカーは「JBL」で、アンプは「アキュフェーズ」だったが、実はそれ以前には真空管アンプを使っていたと、たしか福岡の読者からメールをいただいた記憶がある。
そのアンプに使用されていた真空管とは型番「1619」。
大半のオーディオ愛好家にとって「?」だろうし、自分だって初めて聞く型番だ。
さっそく、このブログでもたびたび登場していただく「北国の真空管博士」に問い合わせてみたところ次のような回答があった。
「ああ1619ですか。4桁ナンバーですね。軍の無線機の通信用真空管です。直熱型のビーム管で、戦闘中にもすぐに使えるようにクィック・スタートが特徴です。私自身は使ったことがありませんが、当時の「無線と実験」誌では製作例がいくつか載せてありました。評判は悪くなかったようですよ。」
こういう答えがスラスラと即座に返ってくるのだから凄い!
古典管の世界ではもはや「神の領域」に近づいた方である。
日頃からの情熱と飽くなき探求心が成せる業だろう。
これに見習って、自分にも何かないかと思案したところ、それこそ「神の領域に近づく音」を目指すしかないが、とても無理でしょうかねえ(笑)。
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