「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

秋になると活発に動き出すオーディオの虫

2018年10月24日 | オーディオ談義

我が家ではなぜか秋になると「オーディオの虫」が活発に動き出す(笑)。

まず一つ目は今後使う見込みのなくなったオーディオ製品の整理が挙げられる。不要な機器が死屍累々なので、知人に頼んでオークションへ出品してもらっている。

たとえばDAコンバーター、SPユニット、古典管など。

これらの落札価格は購入時のせいぜい1/3ぐらいにしかならないが「残る2/3は楽しみ賃」と思えばありがたいもので、オークションはまことに助かる。

当然のことながら売りっぱなしということではなくこれらを軍資金に新たな機器の補充もゆめゆめ怠ってはいけない(笑)。

このほど、10月22日(月)に落札したのが「Phasemation D/Aコンバーター HD-7A192」だった。

      

デザインに惹かれて落札したのは後にも先にもこれだけで、何だか感性をピ~ンと刺激されてしまった(笑)。

プラスアルファとして半年ほど前に購入したCECの「CDトランスポート TL3 3.0」のアップサンプリング出力「176.4kHz」に対応できそうなのも魅力だった。

振り込みが済んだので2~3日後には到着の予定で、既存のdCS(イギリス)のCDトラポとDAコンバーターとの比較が愉しみ~。

そしてオーディオの虫が動き出した2番目はSPユニットの交換。

我が家の実験用システム「ウェストミンスター」にはこれまで25年間ほどにわたって骨の髄までしゃぶり尽くすほど楽しませてもらった。

当初内蔵されていたタンノイさんのユニットは貧弱なフェライトマグネット付きだったので音に締まりがなくて散々だった。早々に諦めてSPユニットをいろいろ入れ替えてきた。

補助バッフルを使ってAXIOM80、グッドマンの301、フィリップスのアルニコマグネットタイプなどいろいろ実験してきたが、このところ3年ほどはJBLのD130(口径38センチ)で落ち着いてきた。

今のところ音質に
まったく不満はないが、久しぶりにウェストミンスターから本格的な「ブリティッシュサウンド」を引き出してみようかと思い立った。

このほど新装なった「PX25シングル」アンプと「トライアクショム」(グッドマン)のコンビから大きな刺激を受けなかったといえばウソになるなあ(笑)。

D130から入れ替えるのはワーフェデール(イギリス)の赤帯マグネット(口径30センチ)である。

「赤帯マグネットに駄作無し」との言い伝えがあるが、振るいつきたくなるほど「いい音」が出るのは実証済み。現在4本収集しており、そのうちの2本を活用することにして昨日(10月23日)は補助バッフルの作成に余念がなかった。

  

今日(24日)の午前中には取り付け完了の予定である。さあ、どんな音が出てくるか、軽く100kgを超える重量級の箱なのでいやがうえにも胸が高鳴る。

早く作業に取り掛かりたいのはやまやまだが、家内からどうせ眉を顰められるだけなので、出かけた後の9時過ぎぐらいから動くとしよう(笑)。

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