前回のブログ「逃がした魚は大きかった」についてだが、登載後すぐにオーディオ仲間から次のようなメールが届いた。
「今朝のブログを拝見しました。ハートレーの8Ω物は見送って正解でしたね。私がプリアンプを作成して貰った〇〇さんは、グッドマンとハートレーを愛用されているのですが、どちらのスピーカーも8Ω物のユニットは駄目だとおっしゃってました。
惜しいのはトライアキショム12です。かって友人が英国から持ち帰ったトライアキショム12を聴かせて貰った事があるのですが、これまでに聴いたグッドマン・ユニットのなかでも一番良い音でした。音の品性と全域のバランスからしたらアキシオム80より上だと感じました。グッドマンの中で一番と言うことは、ある意味フルレンジユニットの最高傑作かも知れません。」
これに対して次のような返事をした。
「そうですか!大魚を逸したかもしれませんね。“念ずれば通ず”なので、またの機会を狙いましょう。」
閑話休題
周知のとおり今年の夏は史上最高ともいえる猛暑だったので、さぞや残暑も厳しいことだろうと覚悟していたら、何と9月に入ったら連続して襲来する台風と延々と続く長雨だけの記憶になってしまった。
そうこうするうちに10月に入ってからは朝晩冷え込んできていかにも秋らしくなり、とうとう厳しい残暑は来ず仕舞い。
今や朝のウォーキングでは日陰から一転して日向を選んでの歩行となる始末だが、はたしてこれで良かったのかどうか季節感の喪失を考え合わせるとどうも落ち着かない。
そして季節の変化に応じてアルコールの趣向も変わっていく。
今年の8月に投稿した記事の中の画像がこれ。
「夕方運動ジムから帰ってきて冷えたビールをグイッと一杯、後はカボス入りの麦焼酎を氷で割ってチビリチビリとやりながらモーツァルトを聴く~至福の時間である~」という中味だった(笑)。
段々肌寒くなるとこうはいかない。
運動ジムの終了後、今度は「にごり酒」にカボスを絞り込んで電子レンジで程良く温めてチビリ、チビリとやるのが多くなった。これもなかなか美味しい。まるで「いぶし銀」のようなグッドマンの音が一層味わいを引き立ててくれる。
もちろん「にごり酒」以外にも使い道はある。庭のカボス(2本)も9月の最盛期を終えて、段々酸味が少なくなってきており、秋の風物詩「秋刀魚」にかけると味わいが程良くなった。折しも先日の日経新聞に次のような記事が出ていた。
今年も日頃お世話になっている県外の知人に送って喜んでいただいたが、先日、再送しようと最後のひと踏ん張りでようやくカボスの収穫が一段落した。
「カボスといえば大分県」、「大分県といえばカボス」、弱小県の一県民として特産カボスの宣伝と消費拡大に一役かってますので読者の皆様、カボスを見かけたら使ってくださいな。