「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

大山鳴動して鼠一匹

2019年11月26日 | 独り言

今回はぎんギラぎんの「私事」にまつわる話、それも健康のことなので興味のない方はどうかここで引き返してくださいね~。

昨日(25日)は残りの人生を左右するような「運命の一日」だった。

話は3か月前の8月上旬に遡る。長~いお付き合いになる「血糖値」の持病だが3か月おきに血液検査を受けているものの、やたらに高かった。

合併症が心配になるくらいの数値だったが、これまでもずっと「山あり谷あり」の状況だったので、どうせ食べ過ぎが原因だろうから晩酌を止めればよくなるだろうくらいの軽い気持ちで過ごしてきた。

そして、きっと良くなっただろうと満を持して11月22日に血糖値の検査を受けたところ、これが何とまあ全然数値が下がってなかった。

断酒してまで努力したのにこの結果とはと、もうガックリきた。

医師もこの数値なら毎日注射を打たなくてはいけなくなりますよと脅してくる。

そこで「先生、もしかして私は”すい臓がん”じゃないでしょうかね?」。

というのも、ずっと以前のテレビですい臓がんの初期には急に血糖値が上がるという現象があることが脳裡に焼き付いていたので。

「エッ、すい臓がんなら激やせするよ~。最近体重が落ちましたか?」

「いいえ、しかし初期ってことも考えられるので・・」

「よし、そんなに言うのならすい臓のCTを取ってみようかね。紹介状を書くので〇〇病院に行ってください。検査期日はこれから連絡をとってみます。」

そして、検診日は25日(月)の午前8時半に決定。

土曜、日曜の2日間は心から不安に包まれた日だった(笑)。

万一「すい臓がん」だったらどうしようかとまんじり。

周知のとおり、すい臓がんの延命率は数あるがんの中でも最悪である。位置が胃の後ろにあるせいか、見えずらく発見が遅れて自覚症状が出たときは手遅れのケースが多いらしい。

まず、最悪のケースを心配して、身辺整理を考えた。といってもポイントはオーディオ機器だけですけどね(笑)。

大半を処理することになるが、あれとこれとを残してと、残留候補のおよその見当をつける。

また、とても「ブログ」なんて余裕のあることはやってられないので即刻中止だ(笑)。

13年間にわたる過去記事もデジタル遺産になるけど残った娘に迷惑が掛かるといけないので、すべて「全消去」といこう。

そして運命の25日を迎えた。

8時半の予約なので、駐車場の空き具合も考慮して7時50分には病院に辿り着いた。何しろ初めての病院である。

すると予想外にも閑散としていて”がら空き”だった。それはいいものの、逆に人気が悪い病院なのかなと変な心配が起きる。

院内に入ると、高齢者ばかり10人ほどの方々が受付の前に座っていた。

近くに座って話好きそうな”おばあちゃん”にそっと伺ってみると「皆さんリハビリの方たちばかりですよ」

ますます、この病院は大丈夫かいな?(笑)。

そして、新たに自分の横に座ったのが小さな女の子を連れた若い主婦だった。この方もなかなかの話好きでいろいろと情報を教えてくれた。

この病院は「画像診断」にかけては有名なところで、クラシックバレエをやっている娘が足首のじん帯を痛めたようで「MRI」を撮りに来たという。

どちらが悪いんですかと訊かれたので、素直に「はい、すい臓がんの不安があってCTを撮りにきました。何も無ければいいんですが・・・」

きっかり8時半になってCT検査室に入った。大きくてピカピカの機器が部屋の中央にでんと控えていた。

この6月に入れ替えたばかりで、放射線量は従来の半分になり、画像はより鮮明になりましたと看護士が言う。おそらく患者を安心させるためだろう。

最初に通常のCTを撮り、次に腕から造影剤を注入して再度撮るという。造影剤は人によってときおり事故が起こるようで、丁寧に説明を受け、同意書まで取られた。

もうこうなると「命預けます」ですなあ(笑)。

造影剤を注入中、身体がかっと熱くなったがすぐに収まった。

時間にして30分ほどであっけなく終了した。

20分ほど待って封印した画像結果の説明書とともに、かかりつけの医師の所に持って行った。

これでは、まるで死刑宣告を受けるような気分だなあ(笑)。

「ああ、〇〇さん、何ともなかったよ!画像に映っている内臓はすべて綺麗です。すい臓がこれです。まったく形も異常がありません。結局、血糖値が高いのは不摂生ということです。すい臓がんじゃなくて良かったねえ。」

ああ、よかった!

これでまた心置きなくオーディオが楽しめる~(笑)。

しかし「不摂生」については、ちょっと心当たりがあるので生活スタイルを変えてみよう。

最後に、前回のブログの画像「薄暮に浮かぶスカイツリー」「西川口の銀杏並木」は大いに人気を博したようで、ここ2~3か月あまりでは最高のアクセス数となった。

T君、おかげさまでどうもありがとう。

そこで「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って、今度は「昭和記念公園」(国営)の「紅葉」の写真を追加させてもらいます。

カメラはニコンの「D500」だそうですよ。

   

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