「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

二転三転する「見てくれオーディオ」

2023年03月11日 | オーディオ談義

このブログに貴重な彩を添えてくれる「南スコットランドからのウマさん便り」は日頃縁遠い「世界平和維持活動」について身近に考えさせてくれるが、その活動を支える主、「ウマ」さんからつい先日、次のようなメールをいただいた。(あえて原文のままにします)

「音楽&オーディオ」の小部屋の主は、知恵と工夫に加え、実践することで、無限なる音の向上を目指しておられる。この方のブログを拝読して気づくことは、人の意見を謙虚に取り入れ、さらなる実践を経て結果を求める姿勢です。つまり、知恵と工夫と実践による「偉大なクリエーター」と言える。
…ま、一応、持ち上げておいて…
 
先だって「見てくれ」のことを書いておられた。「見てくれ」良ければ音も良い…
彼が「見てくれ」の向上を目指した結果、スコーカーをなんと植木鉢にセットされた。これねえ…「見てくれ」が良いというより…う〜ん…なんと言っていいやら…
その発想たるや、もう、いやはや…でござる。
 
さて本題です。
 
その「見てくれ」の記事を拝読して、我が自作スピーカーをしげしげと見てしまった。これ、どう見ても誰がみても「見てくれ」が良いとは言えないよなあ。

フルレンジユニットを、バックロードバスレフ形式の自作の箱に取り付けたんだけど、リボンツィーターを可能な限りフルレンジユニットに近づけるために、エンクロージャー側板に、ガムテープやらタコ糸などで縛り付けてある。
これ、う〜ん、ちょっとなあ… 
そこで…
「音楽&オーディオ」の小部屋の主に見習い「見てくれ」の向上を目指すことにした。とは言え、自作スピーカーの醜いところを、すっぽり覆い隠す大きな箱を作ることにしたんです。工作は得意やから半日で出来た。

本箱などを解体した木材を使用したので費用はゼロですよ。もともとその本箱は白色だったので作った箱も白色のままです。フロントのネットは洗濯室でめっけた女房の薄いスカーフを失敬しちゃった。

「私の青いスカーフ知らない?」「え? …知らないよ…(汗)…」今のところバレてません。もしバレたら?…「そこへ座んなさい…」…は、はい…
 
スピーカーを隠す大きな箱…出来栄えは非常によろしい。さらに音も良くなった。ピアノやヴァイオリンの音色がやや深く艶やかになった(気がする)。
 
非常に満足のいく結果となったけど、何か足りないなあ?

そうや!バッジや! 市販スピーカーには「JBL」とか「TANNOY」とか、バッジがフロンバッフルに付けてある。で、ジュエリーデザイナーの知人に頼んでバッジを作ってもらった。「WSBS」と彫金したバッジを左右に箱の上部に貼り付けた。

その意味…「ワー・スゲェー・ビックリ・サウンド(や)!」
 
で、我がスピーカーの「見てくれ」が激変した次第でござる。これも「音楽とオーディオ」の小部屋の主のお陰や。彼も、ワー・スゲェー!お方でござるなあ。
感謝感謝!
 
 
この白い箱、スピーカーじゃなくてスピーカーを隠す箱でござる。



内容は以上のとおりだが、白とブルーの組み合わせがとても映えていて素敵ですよ~、ウマさん。

それに「WSBS」のバッジがあるの無いのとでは見栄えが随分違う気がします。

センスいいですね!(笑) 「見てくれオーディオ」の記事が少しばかりお役に立てたようでうれしいです。

というわけだが、一転して我が家では・・。

「見てくれ」が逆戻りなんです、情けない(笑)。

で、その原因ともなると一に「新プリアンプ」の出現にあり、澄み切った透明感と瑞々しさに溢れた音にすっかり魅了されてしまい、病が嵩じるあまりJBLの「175」と「075」ならはたしてどういう音が出るんだろう。

久しぶりに「AXIOM80」を登場させて堪能していたものの、その誘惑に抗しきれずとうとう復活~。



仲間から「少しとげとげしい音」と不評だったので雪辱を期して、「175」のローカットを「2000ヘルツ」(-6dB
/oct)から「900ヘルツ」に一気に下げてみた。高音域のハイカットは従来のままで「8000ヘルツ」(-12dB/oct)。

これで少しは「太い音」になるんじゃないかな~、あとは新プリアンプ効果に期待。

ワクワクドキドキしながら聴いてみると・・。

以下、続く。



この内容に共感された方は励ましのクリックを
 →
 
 
 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 南スコットランドからの「ウ... | トップ | さあ、たいへん、ネットラジ... »
最新の画像もっと見る

オーディオ談義」カテゴリの最新記事