前々回のブログの終わりに記載していたJBLの羽根型ホーンの取りつけの件。
お金はないが時間はたっぷりあるので(笑)、さっそく昨日(14日)の朝から作業にとりかかった。道具立てはそろっているのであとはホーンを取りつけるためのアタッチメントの作成だけ。
アタッチメントは段ボールを利用して成形してみた。県内に段ボールを利用したマネキン製作会社があったのを思い出したのがきっかけ。
3枚ほどを接着剤で張り合わせてカッターナイフでスロートホーンの円周に合わせてカットして左右1セットが出来上がり。ネジとマジックテープは近くのホームセンターで調達。周囲の色に合わせて黒のペンキで綺麗に塗り上げた。所要時間は3時間ほどかな。
これらを繋ぎ合わせると、次のとおり。
我ながらなかなかの仕上がりぶりで、段ボールは細工がしやすくて大いに助かる。それにメチャ安価なので失敗しても何度でもチャレンジできるのがミソ。しかし、今回は一発で成功した。
さっそくシステムの中の小型蜂の巣ホーンのHL87を取り外して、取りつけてみた。
低域ユニット(AXIOM301)、JBL「LE85」、そしてJBL「075」と、各ユニットの位相を合わせるためそれぞれの振動板の位置を縦一列に揃えた。
そのため羽根型ホーンが大きく前面に出てきてしまい、少し“見かけ”が悪いが仕方がない。音質と”見かけ”とどちらを優先させるか、オーディオマニアなら答えは自ずと明らかだろう(笑)。
これで、さっそく試聴してみた結果、当然のごとく音は大きく変わったが結論から言えば甲乙つけ難しだった。
小型蜂の巣ホーンは音のメリハリは一枚上だが、1000ヘルツ以下の低音域ユニットとのつながりがイマイチで、その点ウィング型ホーンの方が繋がりが良くて自然な響きによってシステム全体に一体感を醸し出す、これは明らかに自分好みの鳴り方。
いつものように、近くの公園で60分ウォーキングを済ませて16時頃から夕食をはさんで20時ごろまで4時間ぶっ続けに鳴らしてみたがまったく耳疲れしなかった。
この調子ならクラシックも十分いけそうだ。システムの中に自分が手がけた細工が混じっていると愛着が出てきてしまい音まで良く聴こえるから不思議~。
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