赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『ぼくらのスクープ』(*^_^*)

2022-03-18 11:34:32 | その他

児童文学者の漆原先生が、灯台という雑誌に『ぼくらのスクープ』の書評を書いてくれました。

ありがとうございます。左下です。

このように、いろんな方が応援してくださり、このたび、重版になりました。

よかったです。いろいろおかげさまです。

 

今、国分寺で「ものがたりを書いてみよう」という講座をしているのですが、そこに向けての提出作品を文集にすることになりました。

国分寺の図書館員さんの全面協力によるものです。これが優秀なんですよね。ほんと、すばらしいです。

たった三回の講座で文集ができちゃうって、ぜいたくですよね。高いお金をはらうカルチャー教室よりもめんどうみがいいと思いますよ。

文集のできが、今から楽しみです。

3月27日の3回目の講座は、参加者の声を聞く場にしたいと思って、準備しています。


君色パレット『いつも側にいるあの人』

2022-03-15 11:03:48 | その他

春です。日ざしがまぶしいです。ただ、花粉が多くて、こまってしまいますね。

みなさん、新刊がぞくぞくでているようです。

岩崎書店のアンソロジー、高田由紀子さんがおくってくれました。

このシリーズ、やはり目のつけどころが新鮮で読み応えがあります。

とくに冒頭の高田さんの作品、『姫のゆびさき』は、こうきたかという驚きがありました。

中学生の二色は、ネイルが好き。男子だけど。それだけで、おおっと思いますが、もうひとつ、こうきたか、があります。

そこは、書いてしまうとネタばれになるかなっと思い、書かないでほしいのですが、テンポよく心情がよく伝わるように書かれていて、なかなかの佳品だと思いました。

ほかに、光用千春、小手鞠るい、いとうみくの作品も。

構成として、どの作品も最後にひとこと、メッセージのような一文がかかれていて、そこに「今」という時代の思いが凝縮されていると思いました。

児童書ですが、今の時代についていけないと思っている大人たちが読んでもいいかも。

新鮮な風が心にふきこんでくるかも!

 

さて、うちの北側のスペースにも日ざしが届くようになり、花も咲き出しました。

  

ガーデニングの季節ですね。

木陰のクリスマスローズも、やっと咲き出しました。

 


日本児童文学学校、募集中です

2022-03-13 11:37:29 | その他

ただいま、第50期 日本児童文学学校は、受講生、募集中です。双方向のオンライン講座となっています。

わたしは、事業部、部長として参加し、また、第1回目の講師もします。

 文章を書いてみたいかた、創作作品を書いてみたいかた、まず、児童文学から始めてみませんか?

 子どもの頃、だれでも一度は読んだことがある児童文学だと、初心者でも入りやすいと思います。

 

 この講座は、第一線で活躍されている、講師による講座を、受講生の作品の講評からなりたっています。

人気作家の講師で刺激をうけ、講評で「そうか~~」と納得することができます。

受講生は、10枚までの作品を講評用にひとり一作、提出することができます。

それをもとに、講評の時間、講師や仲間から感想やアドバイスを聞けるのです。最初、講評をうけるときは、ものすごくドキドキするといいますが、いいところ、のびるところをちゃんと指摘するので、終わった後は、出してよかったとみなさん、おっしゃられます。

ただ、作品を提出しないでも、参加できます。

 そして、9月に二度目の〆切りがあります。ご自身で書き直されたものや、新しい作品を提出できます。

そこで提出された作品を審査し、最優秀作品、優秀作品が選ばれるのです。

去年、第49回の最優秀作品は、寺田喜平さんの『児玉くんは変や』でした。最高齢の寺田さんが、若い書き手をおさえて、選ばれました。

もともと、題材の選び方がうまく、それとテーマがよくマッチした佳作です。

 最初、提出されたのを講評をきいて、再度、書き直された作品で、書き直しでさらにレベルアップしたところが評価されました。

 この作品、機関誌日本児童文学3月ー4月号に掲載されています。たくさんの方に読んでいただきたいです。

 読みたいと思った方は、機関誌を日本児童文学社協会 事務局まで申し込んでください。

 日本児童文学学校の申し込みは、三月末日頃までとなっていますので、お早めに。

 

 

また、4月からはじまる第三回オンライン創作教室に、欠員がでました。

1月に募集を開始して、即日、定員になった人気講座です。

創作教室は、児童文学の作家をほんとうに多く排出している講座でもあります。

濱野京子さん、田部智子さん、にしがきようこさん、工藤純子さん、森埜こみちさん、などなど・・・。

それのオンライン版。全国から参加できますよ。

欠員、一名、緊急募集します。オンラインで双方向のやりとりができる講座です。

講師は升井純子さんは、北海道在住の人気作家。地方で書いていく人にも親身なアドバイスをされると思います。

また、創作を志す仲間とも知り合えます。これが書いて行く中で、なかなか心強い。

ひとりで書くのですが、ひとりじゃないって感じです。

受講希望者は、日本児童文学者協会、事務局までお問い合わせを。

早い者勝ちになります。 

 

 

 

アンソロジー『いつも元気で自分の世界を持っている女の子』

2022-03-10 07:02:30 | その他

加藤純子さんが、ご自身で編集を手伝われたアンソロジー、女の子のぼうけん2巻をおくってくださいました。

『いつも元気で自分の世界を持っている女の子』です。

日本は、世界の中で女性の社会進出がとても遅れているといわれています。

そんな中、女の子のぼうけんシリーズというタイトルでアンソロジーを組むなんて、目のつけどころがいいですよね。

三巻あるようですが、どれも表紙もかわいいですし、中表紙として、加藤さんが書かれている、冒頭の言葉もすてきです。

二巻目のこの巻には、鳥野美智子さん、しめのゆきさん、かわのむつみさん、押川理佐さん、加藤純子さんの五作品がのっています。

どの方もよく知っているので、うわあっとうれしくなりました。

自分の世界を持っている女の子ってテーマは、けっこうむずかしいです。けど、五人五様で、いろんな角度からアプローチして個性的。

加藤純子さんは、「三センチのぼうけん」という作品を書かれました。このタイトル、ぐっと興味をひきつけられます。

さて、どんな三センチか、ぜひ、読んでみてください。 

 


君色パレット 「SNSで繋がるあの人」

2022-03-08 15:00:57 | その他

おおぎやなぎさんが新刊アンソロジーをおくってくれました。

表紙からして、なんとも素敵ですが、現代的で新鮮な作品が4冊。

最後にひとこと、作者からのメッセージのような一文がついています。

おおぎやなぎさんは、「BONSAIラブ」という作品。SNSのつながりをダンスと盆栽をとおして書いています。

盆栽って今、外国の方に人気ですよね。そのあたり、今をつかんでの発信、さすがですよね。

また、古いものに関心をよせている作者の個性もあらわれていると思いました。

 

また、朝比奈あすかさんの「にぎやかな孤独」もとても心にしみました。

SNSの返信においたてられるように暮らしている亜美の孤独が、孤独という言葉をつかってないのに、ひしひし伝わってきました。

ほかの二作品も、切り口が新鮮です。ぜひ、手にとってください。

 

さて、ひなまつりもすぎましたが、まだ、お雛様をだしたまま。

というのも、バタバタしていて、ひなまつりの近くでだしたから。だから、もう少しいてもらおうと思います。

父のひざに抱かれた思い出ひなまつり

一句、読んでみました。カワセミ句会に出られなかったから。残念だったなー・

でも、あのときは、パソコン壊れでムリでした。

やっと落ちついてきました。

明日は、ひさびさ児文協にうかがいます。