赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

読書会

2017-07-19 14:12:48 | その他
昨日の雨、すごかったですね。
突然、どひゃーー。いったんやんだから出かけたら、また、どひゃー-。雨宿りなんてしちゃいました。

それで梅雨明け。けど、開けたーって感慨はあまりないです。ずっと梅雨じゃないみたいだったから。
暑いですよね。ビールがおいしくて困ります。

さて、今日は読書会です。『ぼくたちのリアル』。バタバタしていて、ちゃんと読めてないのですが、みんなの意見を聞きに行きます。


さて、日曜日 アドホック天国という街の紹介番組。
国分寺が出てきました。これを見たのですが、ヒッピー文化発祥の地ってくくり、なんか違うなって家族でブーブー言いあいました。出てくるお店が古すぎるのも。

いつもいつも『でんえん』に『ほんやら洞』じゃないだろって、思います。
新しくがんばっているお店もたくさんあるから、次は紹介してほしい。
とくにスコーンとパンのお店、ラブランジュ・キィニョンとかね。キィニョンはフランス語で「パンのはじっこ」 の意味だそうです。若いママに人気のかわいいお店。プレーンのスコーンがおすすめです。

都立図書館・西国分寺にもはいっていますよ。




『青いスタートライン』高田由紀子

2017-07-17 18:54:19 | その他
それにしても暑い夏です。ペットボトルのお茶がどんどんなくなって、買いものが重い。へろへろです。

さて、
高田由紀子さんが二作目となる作品『青いスタートライン』を出版されました。


きれいな表紙で目をひきます。
佐渡出身の高田さんが書いたのは、佐渡でおこなわれる遠泳の大会にでる少年の話。一㎞を泳ぐこの大会に挑戦するのは、なんと25メートルしか泳げない(わたしみたい)颯太です。東京からひと夏だけ佐渡のおばあちゃんの家で暮らすことになりました。

佐渡の自然、イカ漁の描写などは、さすが地元だったこともあり、とても美しく書けていて、ああ、佐渡島、行って見たいなって思います。いろんな心の揺れを体験して、一回り大きくなっていく、颯太とそのまわりの人たちの、まっすぐで気持ちのいい作品です。

デビューからトントンと二作目がでるってことも、すばらしいですよね。
でもそろそろ次は、佐渡以外で書くことになるんでは、ないかな? そういう作品も読んでみたいです。

海を見てみたくなる作品。潮の香りがしますよ。
ああ、わたしも小田急にでものって、江ノ島に行っちゃおうかな!

カモのいる姿見の池にいってみました。
いつも橋の欄干にいる親ガモ。

ひっそり咲いている紫陽花

そして、来る途中、咲いていたハスの花。朝早くしか、開いたところを見れないのですよ。運がいい!


連休あけから、少しずつ普段どおりに。
BEの読書会に出たり、理事会に出たりします。週末はがっぴょうけんもあり、今、原稿も読んでいます。



『こんとんじいちゃんの裏庭』村上しいこ

2017-07-15 06:39:16 | その他
ばたばたしていても本は読みたくなるもの。そして、義父も認知症だったことから、この本は気になって買ってしまった。そしてすぐに読んだ。だれかに内容を話したくなる本。

やさしくなれないぼく。担任でも、他の人でも自分の尺度にあわないと、気に入らない。
認知症の自分のおじいちゃんが交通事故をおこし、損害賠償を求められたことに腹をたて、その事故を追求していく。

社会が複雑になってきて、なにがいいのか、悪いのか、わからなくなってきている現代。そんな中、正義を探すそうともがく、常に不機嫌な少年像がわたしには新鮮
「世の中、結構複雑で残酷だよ」
大人たちとかかわる中でそういう現実と向き合っていく。いい人もそれほどでない人も出てくる。

読み応えがあり、いろいろ考えさせられた。イチジクが効果的につかわれている。わたしはあまり好きな果物ではないけど、食べてみたくなった。
後ろ向きの少年をかいても、暗くなりすぎず、村上しいこさんの実力と哲学を感じた。今年、一押しかな。

児童文学は明るく前向きで、がんばって現状を変えていく成長物語が多くかかれてきた。けど、複雑な現代、それだけでは物足りなくなり、作家たちは違う形を模索しだしている。
いとうみくは、『カーネェ―ション』で、母を愛せない少女をかき、この作品で村上しいこは、社会にやさしくなれない感受性の強い少年をかいた。


これからこういう方向の作品は増えて行くかもしれない。
ただ、子どもたちが好むかどうかは、よくわからない。わたしも、おじいちゃんの介護など現実に向き合って試行錯誤しているから、この作品が好きなのかもしれないから。

ーーいいとか悪いとか判断するのは、もうやめなきゃ。みんなそれを越えたところでもがきながら懸命に生きている。

うん、そうしなくちゃって、うなずいた箇所だ。

たなばたの日に

2017-07-13 13:59:31 | その他
ずっと患っていた義父が天国にいきました。七夕の日です。
いろいろ心配してくださった方、また、手伝ってくれた方、ありがとうございます。
お通夜も告別式も終わりました。暑い中だったので、来てくれた方々も大変だったでしょう。今は疲れもあり、ぼわーんとしています。

おじいちゃんは、なくなる前の日が誕生日で看護婦さんたちとお祝いの写真をとりました。92才になったばかりでなくなったことになります。

少しずつ心を整理して、普段にもどしていこうと思っています。
おじいちゃんの配慮か、仕事にかぶることなく、つつがなく終わりました。

今日はこのくらいで……。

『ん ひらがな 大へんしん』 まつもとさとみ

2017-07-09 08:46:31 | その他
まつもとさとみさんが、またまた新刊をだされました。
『ん ひらがな 大へんしん』 です。毎日小学生新聞 日曜版に掲載されたもの。
イラストがかわいくて、とても楽しい話になっています。

また、これがわたしは気に入っているのは、今までの松本さんの作品とテイストが違っているところ。
ナンセンスのようであり、でも、松本さんらしさもはいっているとか。

今年はまつもとさとみイヤーで、まだまだ新刊がでるそうですよ。

さて、この松本さんもいっしょに書いた『なみきビブリオバトル・ストーリー』ですが、毎日小学生新聞で紹介してもらったようです。よかったです。