赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

川端誠さん、絵本ライブ&講演会

2017-03-20 07:16:50 | その他
今週末、落語の絵本などで、人気がある絵本作家・川端誠さんの講演会が国分寺であるそうです。
興味がある方は、ぜひ、いかれてください!


わたしは、以前、国分寺の講演会をした、たしか10年ほど前に、いっしょに居酒屋で飲んだ思い出があります。サンタポストの粕谷さんつながりで、です。
向こうは覚えてないだろうな。

あと10年ほど前というと、『わらいボール』が重版になりました。
昔の作品が読み続けられているようでうれしいです!
絵本ナビ、数件ですが、感想を書いてもらっていて、それがとてもあたたかい目で読んでもらえていて、感激しました。まっ、数百件、感想をもらっている人もいて、それにくらべるとはずかしいのですが、数なんていいやって思うようなうれしいコメントでした。(^_^)v かいてくれた方、ありがとう。
新学期、手にとってほしいです!


現在の作品の重版がいまひとつで、淋しいですが(^^;)まっ、しょうがないですね。

昨日は特養を見て回りました。介護問題、深刻ですよね。
『50代、60代で介護に悩んでない人はいない』ある作品の中の言葉です。それを今度、書評します。





『へたなんよ』ひこ・田中が絵本を

2017-03-17 07:53:43 | その他
YAの書き手のひこ・田中さんが、絵本をだされました。
『へたなんよ』絵・はまのゆか です。

おばあちゃんをたさ、いたわるんでなく、自分と同じにへたなことがあるだけと見る、その思いがひこ・田中さんらしいなっと思いました。それと、この絵本は大阪弁がいきています。ほぼ関東圏で暮らしているわたしからしてみると、この大阪弁がものすごくうらやましい。これを標準語でかいたら、味気なくなりそうな感じです。

だんだん忘れることなど多くなっている昨今、こういう絵本はありがたいなーー。こんな風に笑ってみてくれたら、うれしいなー。家族で読んでみてほしいです。

さて、水曜日は読書会で神楽坂に行きました。めずらしく「ねこの郵便局」というお店がオープン。ここはなかなか開店しているところに行けないまぼろしのお店です。ねこグッズがいっぱい。



こういうごちゃごちゃしているところ、大好きです。

こんな手ぬぐいも。

他にも、いろんな言葉がありました。
「しんぱいは、すればするほど、わいてくる」なんてのもありました。そうだ、そうだと思いました。

赤城神社の裏のお稲荷様にもいってきました。
おみくじは、今年になってから、大吉がでません。でも、これからよくなるってことでしょう。(^_^)v


『夜行』森見登美彦

2017-03-14 09:00:11 | その他
明日はホワイトデーだそうです。なんとなく書いてみました。

本屋大賞候補作で本屋がにぎわっています。で、一冊、読んでみようと思って『夜行』を手にとりました。
表紙のイメージとはわたしは違っていましたが、これがしっとりしていて、不思議でこわくて、とてもおもしろかったんです。
とにかく、なんだろう、これ、つじつまが合うのという不思議にとりつかれたように読みました。でも、一番の魅力は趣ある文章の描写力。尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡、鞍馬寺。どこか淋しげな日本の観光地が出てきて、その場所にふさわしい不思議が用意されています。キーポイントは、銅版画。そのタイトルが……


ということで、興味があったら読んでみてください。
明日は、BEで、本は岩瀬成子さんの『マルの背中』です。

さて、校長先生に声をかけてもらって、国分寺三小のなべパーティに行ってきました。
小学校のランチにおなべ。すごいですよね。今は。
ランチルームは、ししゅうのカバーがかかったいすにテーブルクロスと、きれいに整えられていて、おなべが食べるばかりにセットされていました。  

三年生でしたが、とても元気。エネルギーいっぱいで、かわいかった。
わたしの本はだれも読んだ人がいなくて残念でしたが、読んでねと宣伝してきました。青い鳥文庫、人気でしたよ。たくさん習い事をしている子もいて、おどろきました。
いやー、なんか、わたしの子どもたちの頃とずいぶん変わっているんだなって、年を感じたちもしました。
三小のみなさん、ありがとうございました。(^_^)v

板橋区富士見台小学校に行ってきました!

2017-03-12 07:28:11 | その他
気持ちよく晴れ渡った9日木曜日。
板橋区立富士見台小学校に行ってきました。
 
ここは、給食室の前にすてきなホールがある学校で、六年生が集まって話をきいてくれました。するどい質問もきて、タジタジしましたが、それも含めて、とてもおもしろかった。富士見台小学校のみなさん、よく話をきいてくれてありがとう。
魔法のペット、考えてみてください!

また、板橋区は、「絵本の町いたばし」として盛り上がっていこうとしているそうです。板橋区の美術館で毎年、ボローニャ絵本展をやっているので、そのつながりでしょう。
市立の小学校では、二年生で絵本をつくるとか。その展示があるというので、楽しみにしていたのですが、8日で終わり。残念。見たかったなーー。
でも、いたばしボローニャ絵本館というのも、あるそうで、今度、行ってみたいと思います。


区長さんが絵本に興味をもってくださってるとか。そういうの、うれしいですね。

校長先生とそんな話もしたかえり、
日本初だというベーグル専門店に行ってきました。ビク&ベーグルカフェ。
板橋本町から歩いて七分ほどのところにあります。

ほんとうにここのベーグルはおいしくて、おやつにふたつも食べてしまいました。

トイレにベーグルの絵がたくさんかかれていて、かわいかったのですが、さすがに撮ってこれませんでした。

ただ、花粉が飛び交っている日に歩き回って、わたしの目は腫れ上がってしまいました。ぐすん。
花粉症の薬も目にまではきかないんですね。
確定申告と花粉とダブルパンチで、しばらくおとなしくしていようと思います。



森川成美さん『福島の花さかじいさん』

2017-03-07 08:21:14 | その他
読書会などでごいっしょの森川さんが新刊をだされました。今回はノンフィクションです。

福島で花見山公園を無償で地域の人に開いている阿部一郎さんとそのご家族の物語。
けっしけドラマのように波瀾万丈ではないのですが、そこがまた、阿部さんの忍耐強さや無償の精神をうかびあがらせていて、今の時代に読んでほしい一冊になっています。

こういう題材に目をつけたところがまず、おもしろいと思いました。

生きものよりも花のほうがむずかしいって言葉がありましたが、声を発しない植物だから、こちらから様子を見てあげたり、植物の様子を見抜く目がないと、枯らしてしまうのでしょう。

本にはたくさんのきれいな写真もついていて、わたしも花見山公園に行きたくなりました。
とてもよく整理された見やすいホームページがあります。ぜひのぞいて見てみてください。