赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

近場ですごしたゴールデンウィーク

2015-05-06 08:18:00 | その他
今年は快晴のゴールデンウィークでした!
我が家は、近場ですごしました。
まず、義父たちと、町田のボタン園という所へ。


この時期だけ有料だということ。それでも500円。住宅街をのぼっていって、丘の上の小さな公園です。
たくさんのお年寄りが来ていました。
藤棚も満開。アブがたくさん飛び回っていました。

また、前半の一日は、巣鴨でやっていた、ミニチュアを見てきました。情景師・アラーキー(荒木智)というジオラマの世界。今、メディアでとりあげられて、ちょっと話題になっています。

小さなジオラマショップには、ファンがいっぱい。ジオラマ、ミニチュアの世界も奥深いです。
今、ドールハウスの話を書きたくて、さぐっているので、それもあって見てきました。
巣鴨は実家のそばです。都内なのに、あまりかわっていなくて、なんかほっとしました。

明日、もし元気だったら、佐竹美保さんの原画展に行こうかなって思っています。
そして、あさっては、ももたろうと鬼の懇親会。今年は、堀田けいさんの『いくたのこえよみ』の出版お祝い会もかねます。

そして、五月10日は、国分寺で松本徹さんの講演会。みんな来てください!
わたしも行きます。他にも、作家も数名、駆けつけるようです。

そんなこんなで、五月は、イベントがいっぱい。わたしの体力はもつでしょうか……。
なんとか、がんばりたいです。
作品もしあげないとね(^_-)






安田夏菜さん新刊『ケロニャンヌ』

2015-05-02 06:58:21 | その他
安田夏菜さんが新刊『ケロニャンヌ』を送ってくれました。というのも、この作品、2013年季節風という同人誌の合宿で、ファンタジーの分科会にだされたもの。わたしもその時、参加して、レポーターをつとめました。
そんな縁をだいじに思って、送ってくれたのです。

『ケロニャンヌ』 ちょっとめくって、寝ようと思ったら、一気に読みました。
おもしろかった! 表紙もいいし。カバーをはずすと、少しちがう絵がでてくるのもおもしろい。
分科会でだされた作品とちがうラスト。かなり手直しされたと思いました。ただ、最初の発想はちゃんと残っていかされていて、さすが!とうなりました。
子どもの目線にたっていて、おもしろくて、命を考えさせていて、すいすい読めて、いい作品です。カイトへの視線も、いじめっこたちへの視線もあったかい。
この感じ、あれだ!と ピンときました。落語です。落語スピリッツです。

ダメなものへの愛といいますか、できないことへのおおらかさといいますか、はみだしたものをみとめる器のひろさといいますか、落語っぽい。
カエルとネコをあわせるという、はちゃめちゃな発想も、どこか新作・創作落語っぽい。
わたしには、そう読めました。

で、安田夏菜さんといえば、『あしたも、さんかくーー毎日が落語日和ーー』で講談社新人賞佳作をとられました。
この作品、落語をするおじいちゃんがでてくる落語ものなの。読んでると、作者・安田さんの落語好きがよく伝わってきます。同じ分野だからと、わたしの『がむしゃら落語』と比較されたりもしました。



まあ、そういう縁があって、今回、児文協の学習交流会(五月29日・協会の授賞式の前におこないます)で、わたしは安田さんといっしょにパネラーをします。
そうなんです。この学習交流会、とてもおもしろそう!!
なんと、人気落語家さんが来て、一席してくださるというのですから。この古今亭菊之丞さん、昨日の『スタジオパークからこんにちは』にも出演していました。NHKドラマ『64』にも出演されてるようです。
そんな人をまねくなんて、児文協もがんばりました。わたしも短かに落語家さんを感じられると、今からわくわくしています。

とてもたのしい学習交流会になりそうな予感。わたしが出るのは、第三部。はしっこに、ちょこっとすわらせてもらいます。楽しんでやりたいです。

詳細は、↓今回は、会員だけでいっぱいになりそうなので、宣伝はひかえているみたい。どうしても、見たい!聞きたい!という方がいたら、児文協事務局にといあわせてください。