赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

宮川ひろさん、語り

2013-04-21 10:48:47 | 日記
昨日は、小雨の中、国分寺で語りの会がありました。べっぴん三の会といって、お国こばで語る、あじわい深い語りでとても人気。
赤羽目喜美子さん(南部)藤巻愛子さん(甲州)宮川ひろさん(上州)
この三人の方がべっぴん三。それぞれのお国ことばで語られるのですが、大変な人気で、昨日もホールがいっぱいになって椅子が足りないほどだったそうです。

「だったそうです」と書いたのは、わたしもチケットを買っておきながら、家のごたごたで行けなかったからです。とても残念。

でも、わたしのように行けなかった人のためにCD付きの本がでました。『わたしの昔語り』童話屋さんからです。

これも当日、飛ぶように売れて、すぐに売り切れになったとか。

宮川ひろさん、今年90才になられたとか。
でも、肌もつやつや、年を感じさせないお元気さで、まわりの同年代の方からも、「魔女だわ」と言われて慕われているそうです。謙虚で慎み深く、まわりの人を気遣うお人柄も人気なのでしょう。そばにいるだけで、ほんわりやさしさが伝わってくるような、そんな方です。ここまでの人生には、さまざまな努力の軌跡があられるのでしょうが、それをみじんもださないところなど、尊敬しちゃいます。
今年は、児童文化功労賞という賞も、授賞されました。

以前、なにかの講演会で宮川さんとお話できた時、「わたしは48才でデビューしたのよ。あなたなんて、まだまだ」と励ましてくださったのが印象に残っています。

これからもお元気で、ご活躍されることを願ってやみません。わたしも、CD付きの本を買うつもり。でも、引越の後かな。