昨日の夜、いつものBe子どもと本の読書会でした。課題図書は、『彼の名はウォルター』
エミリー・ロッダです。
洋館に閉じ込められた子どもたち、つくえの隠し引き出しの中のノート、そんな冒頭だけでわたしは引きつけられましたが、いろんな読み方があるようです。
でも、評価は高め。希代のストーリーテラーの作り込み方を感心する声があがりました。
読書会はいつも新しい発見があって、おもしろい。
昨日は出席者が少なくて、少々、さびしめだったけど。
この本の版元はあすなろ書房。
実は、今週の日曜日25日、、あすなろ書房の編集者の山浦さんに、日本児童文学学校に登場してもらいます。初登場です。
読み応えある本を出し続けている出版社の思いを聞きたくて、めったにこういうことをしないという山浦さんを、ひっぱりだしました。
わたしがインタビューする形で行います。
そもそもどういう思いで子どもの本をつくってるか、などと、いいお話しがきけそうです。
『彼の名はウォルター』をを出すことにした決めたや、厚い翻訳本を子どもたちは読み通すか、などの問いをなげかけてみようかな?
この25日は、山浦さんの前には、人気作家の村上しいこさんも登場します。村上しいこさんも、日本児童文学学校に初登場!
児文協の集まりでお顔は拝見していますが、講義をきくのは初めてなので、とても楽しみにしています。
おふたりとも、忙しい中、ほんと、よくひきうけてくれました。
ビジターで25日だけ希望の方も、どうぞ。オンラインなので、気軽にきてください。
事務局に申し込みをお願いします。
25日が今期の児童文学学校の最後なので、修了式もおこないます。
今朝は寒かった。
北海道、旭岳の高山植物、ちんぐるまの紅葉。赤いじゅうたんです。