赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

アンソロジー『東北おいしい物語』

2024-07-04 17:38:53 | その他

東北のくくりでの、楽しいアンソロジーが出版されました。

これは、東北の「おいしいもの」に関する作品が集まっていますが、ほかにも、まつり、ふしぎ、スイーツ、偉人、こわいなど、6っつのアンソロジーが出版されるようです。編著はみちのく童話会。

みちのく童話会、東北つながりの児童文学者の集まりで、精力的に活動されていますね。

今回の『東北おいしい物語』には、6つの作品がはいっています。東北6ッ県、それぞれのおいしいものが作品内にでてきます。

 

わたしな読んだ おおぎやなぎちかさんの『チームじょっぱり』は、青森県が舞台。方言がいい味わいをだしています。

じょっぱりって、楽しい響きですよね。

料理も、おいしそうですよ。ホタテの貝焼きにせんべい汁。食べたいって、よだれがでました。

とくにわたしはホタテがすき。

ほかにも、「戦うきりたんぽ鍋」など、おもしろかった~。

東北出身の人は読んでなつかしいだろうし、出身じゃなくても、東北の風を感じれますよ。

最後に漫画のページもあり、子どもたちも読みやすいと思いました。

みちのく童話会のみなさんのふるさと東北を思う気持ちが、伝わってきました。

 

さて、今夜は日本児童文学者協会のユースの会があります。人数、今までで一番集まってくださいました。

ゲストも二人、来てくれて、デビュー秘話などを語っていただきます。

きっと、楽しい会になると思います。