赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『オイモはときどきいなくなる』田中哲弥

2022-07-01 10:47:16 | その他

暑くて暑くて、プランターの花が枯れてしまいました。一日、三回、水をやっていたんだけど、暑さに弱い花はだめですね。

でも、元気な花もあります。アナベルはまっ白な花で涼しげな顔をしています。暑いのが好きなんだね。

 

今年の日本児童文学者協会、協会賞をとった作品を読みました。

やさしくふんわり膨らんだ、余韻を感じるすてきな文章でした。

ただ、大人向きなのかな。

イラストがすてきでした。このオイモって犬、わたしが子どもの頃、飼っていた、すぐにいなくなる犬とにています。

その頃は、のんびりしていて、迷子犬がいても、それほどさわがれなかった時代でした。

あんまり、お手とかしない犬だったけど、学校から帰ってくると、すごいいきおいでじゃれついてきて、庭にいっぱい穴をほって、母をこまらせていました。

飼い犬って子どもにとっては、特別だよね。大人にとってもだけど。でも、子ども時代、犬とすごしたって記憶は、なんかとってもあったかい。

そんな気持ちをふんわりと思いだしました。

 

今年の協会賞は二作品とも、大人読者を意識した作品だったのかな。

さて、早くも今年の半分が終わってしまって、明日から7月。

なんか、なにもしないうちに、前半はすぎた気がします。時間をたつのが早い。早すぎる。

新しい作品の予定はあるのですが、いろんな事情で、今年の終わりが来年に、といわれています。

それがもっと遅れるような気もしますが、どれもおもしろいはず。がんばって書いたので。

 

今日はこの暑さの中、部会で神楽坂の事務局に行きます。事務局に行くのは、ひさびさ。

会報部のときは、あれほどかよったのにね。