日曜日、気持ちのよさに誘われてドライブ。
鶴川にある武相荘に行って来ました。
白州次郎 正子のすんでいた家です。武蔵と相模の間にあるから、武相荘。しゃれたネーミング。
かやぶき屋根と白い漆喰の壁がとけこんで風情ある邸宅です。
ここに来たきったけは、BSドラマ「名建築で昼食を」を見たから。
10回のうち、ほとんどが有名な建築家が設計した家やホテル、会館でした。しかし、ここは、どこにでもある古民家を住んだ人の思いで、手をくわえて、育てあげた家だといのです。その言葉が気に入って、また、行ってみたくなりました。
というのも、たしか10年前くらいに一度いったことがあったのです。そのとき、それほど印象にのこりませんでした。
ひっそり、さびしげに思えたんですね。
そのころから、改築されて、レストランもできて、さらにステキになっていました。竹林の中に、遊歩道もあり、訪れる人もたくさん。
ただ、入り口に大きなユニクロがあり、まわりの景色は変わってしまいました。
かつては、さびれた田舎暮らしをしようと家をかったようなのですが、今では、ぎっしり住宅がたっています。
それでも、こういうスポットが残っているのはうれしいですね。調度品もセンスがよくて、本棚の本が日に焼けて赤茶けているのまで、とても家にとけこんでいます。長い年月たっている家というのは、ぬくもりがあり、息をしてるみたいな存在感があるなーと思いました。