赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

新刊『二年二組のたからばこ』山本悦子

2018-11-25 09:51:39 | その他
野間賞を受賞された山本さんがまたまた新刊をだされました。

たからくんという元気な男の子がでてきます。
この子、机の中からものがあふれて、いくつも落ちるんだって

え、え、わたしの息子の小学校の時みたい!!
そういえば、わたしの息子も、しっかりものの女の子に「もうっ、○○くん」となんか、よく怒られていたっけ。

やはり山本さんは、小学校の先生だけあって、学校という場所のことがよくわかっています。
結末も安心して読めますよ。

また、佐藤真紀子さんの絵がいいですよね。作品世界をもりあげています。

これは同人誌ももたろうに載せた作品を書籍化したものだそうです。同人誌ももたろうは、今、盛り上がっていて、11月末、蓼内明子さんのデビューお祝い会もあります。

さて、話はかわって、昨日のぶんぶんウォーク・ブックタウンプロジェクト

ビブリオバトル、もりあがりました。その時間、人があつまってきて、へやから人があふれていました。
六人の発表があり、老若男女、ちょうどよく集まってました。その中、チャンプ本にかがやいたのは、

なんと絵本だったんです。発表もよかったし、この絵本、視点がかわっていて、おもしろい。
また、絵が迫力あり、すばらしい。

ビブリオバトルでは、国分寺5中の中学生もわざわざきてくれて、出演してくれ、ビブリオバトルをもりあげてくれました。少しあがっていましたが、発表もよく伝わってきて、とてもよかった。

現役中学生がおもしろいと思う本、わたしも読んで見ようと思いました。ビブリオバトルの写真は中学生もでていたので、今回は自制しました。

このバトル、学校司書の先生も見にいらしていて、お休みの日をつかってきてくれて、熱心でやさしい司書さんだと思いました。
ほんと、国分寺の司書さんはすばらしいんですよ!!!

あと、書店ガールの作者、碧野圭さんのトークもよかったのですが、それはわたしの胸にとめておきます。
けど、ひとついえることは、書店がつぶれて淋しいという前に書店で本を買おうということです。

みなさん、つぶれないでというのですが、実際は本を買っていないということ。
通販のボタンを押す前に、書店を思いうかべてあげてください。