赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

絵本講座、発表会

2014-07-21 10:23:38 | その他

先週の木曜日は、若い母親たちを対象にした絵本講座の発表会でした。保育付きの講座で、「子どものことを絵本にしてみよう」という趣旨で、十回の講座。発表会を見て、この講座は、大成功だったと思いました。絵本もいいものができましたが、なにより、発表してる時のおかあさんたちの顔が輝いていました! 

最初、出合った時は、子育てに不安を感じ、地域に知り合いも少なくと、なんとなく自信なさげだったおかあさんたち。保育付き講座で自分の時間をもち、仲間を得ていくなかで、すてきな笑顔がでるようになりました。その過程をみることができて、わたしはとても幸せな気分をいただきました。

子育ての時って、案外、孤独だったりします。働いていて、仕事をやめて家にはいったりしたら、なおさら。生活は変わるし、近くの友だちだってそう、すぐにできるわけじゃないし・・・・・。そういうことを、出し合いながら、絵本もつくっていきました。

絵本には、新米ママたちのお子さんを思う気持ちがたくさんつまっています。そして、すばらしいセンスも。絵がうまい人、器用な人、にがてな人、いろいろいましたが、とにかく形にしてきてくれたことに感動。寝ないで書いた、昼間時間がとれないから、公民館の部屋をとって、子どもを遊ばせながら作業した、いろんな愛がこめられていました。

以下、みなさんの許可をとって、一部、紹介します。

  とびらを布にする工夫がしてあったり、おかあさんがにぎった特大おにぎりが世界一周しちゃう話がでてきたり。

   イラストレーターみたいに絵がうまい人がいたり。

 

  見返しにまで工夫があったり、和紙をつかったり。

 シールをつかったり、リンゴの話なので、文章をかくところをリンゴにしてあったり。

 そして、飛び出すしかけをした方もいました!

本多公民館の職員の協力もかかせませんでした。みなさん、おつかれさま。

「絵本づくりが大変でも、絵本は嫌いにならないでください!」 など、わたしの迷言も覚えておいてください。

これからもみなさん、仲良く、子育て期間を楽しんでのりきってください。

曲がり角の向こうは、きっといいことが待っているよ。(赤毛のアンより)