赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

志の輔落語2014

2014-01-07 16:08:13 | 日記
昨日は、楽しみにしていた志の輔落語2014。渋谷のパルコ劇場までいってきました。
 
5日が初日。6日は二日目ということでお花もきれいです。
今年は、ムズムズくんという射水市のゆるキャラも参加しました。この格好で水の精だということ。
いつもその年の時事ネタで新作をされるのですが、今年はずばり、ゆるキャラでした。

新作ではがはがは笑わせ、古典では人情にほろりとさせて、志の輔落語はすごいです。
今年還暦だという立川志の輔。九回目の一ヶ月連続公演。
すごい体力ですよね。毎日、二時間半、ひとりっきりでしゃべり続けるのですから。

まくらで話をされましたが、情報が多く、どうでもいい知識がはいってくるのに、本当に知りたいことは案外知ることがむずかしいというエピソードに、そうそうと思いました。秘密保護法がなんであんなに簡単にとおったのか、猪瀬直樹氏がなぜ急にやめたのか、はっきりわかりません。あいまいにされてます。
でも、除夜の鐘が1007ケ所(たしか)で自動鐘つき器がたたいている、なんてことは知ってしまうのです。どうでもいい知識とはいいきれませんが、それを知って何かの役にたつかといえば、たたないでしょ?
落語は、ばかばかしいことをいいながら、人生の真実のようなものが根底にのぞいていて、人間のおかしみみたいなものがあぶりだされているところが、とても好きです。

来年、十回目まではやると決めてると、志の輔さんは宣言しています。来年はチケット、とれるでしょうか?
抽選に当たるかどうか、神のみぞ知るです。