JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

JARL第6回定時社員総会 出席

2017-06-26 15:59:28 | 無線
 日曜日の朝一番の飛行機で羽田へ、朝からの雨もよう
からか、羽田が混雑していて管制からの指示で出発が
遅れたのですが、雨も降っておらず、程よい時間に会場
に到着。
 
 社員総会の前に、会員を増加させた支部の会長表彰式
があり、1時過ぎから開会しました。

 会長挨拶では会員増強のため、お試しキャンペーンや
各種のキャンペーンを実行し、会員数は一進一退の状態
との報告。

 議長にJA1HGY,副議長にJA1SIYが指名される。

 定足数 132名 00:50現在の出席者数120名、議決権行
使7名、委任状提出1名 で総会成立。

 書記、議事録署名人の指名後
第1号議案 平成28年度決算報告 が説明されました。

 机上には準備書面が2冊に分けて用意されております。
 今年の準備書面提出者は29名 総ページ数103ページ
ありました。
 
 掻い摘んで記憶に残った諸事項を列記して報告に変え
ます。
○一般社団法人に移行し、6年目で社団法人時代から
 の資産の移行処理が終わった。
○会員数は各種のキャンペーンの効果で正員数の減少が
 -270であった。
○7千2百万余の財産を取り崩した。
○昨年は役員選挙があり、関東地方本部の本部長交代に
 よる事務引継ぎ時に9万円余の不適正支出が判明。
 これに対して監事より地方本部会計を含め効率的で正
 確な管理が行われるよう抜本的な改善を要するという
 文言がはじめて監査結果として書き加えられた。

 そのほか準備書面でたくさんの質問、要望が提出され
取りまとめて専務理事が長時間にわたり説明、回答がさ
れましたが、いつものように「のれんに腕押し」といっ
た感じでほとんどが手ごたえのないものと受け止めまし
た。
 こうして今年度もまた来年の役員選挙に向かって動い
ていくようです。

 今のJARLは会員の増加による入会金、会費の徴収しか
収入の方法がありません。今年度は会員局名録を発行す
ることによる刊行物の売り上げ益が見込まれるだけです。
 ところで、長年持ち続けていた長野の土地はようやく
売却先が見つかり売れたのですが、売却益は6万円余り
で、現金に科目がかわっただけに終わりました。

 私は何度も質問しておりますバンド拡張について再度
取り上げたのですが、「がんばっている」といわれると
アーそうですかと思うしかこちらとしても手の打ちよう
がありませんでした。
 また2020年のオリンピックに向けて、JARLとして世界
に向けたアワードの企画とかコンテストの実施計画を早
くに取り組んで欲しいと提言しました。
 それにはJARLが会員よりアイデアを募ってはどうかと
質問したのですが、いまだオリンピック委員会内部が機
能していないし、交渉窓口さえ決まっていない状態であ
り模索中というころらしい。
 もう余りオリンピックは期待しないほうがよさそうで
す。

 社員総会は社団法人時代の総会とはちがい、決算報告
を認めるかどうかの議決権と選挙で選ばれた理事、監事
の拒否権しかありません。
 毎年の赤字決算報告に反対票を投じても、いまさら済
んでしまった過去のことを拒否してもどうしようもない
ことですが、今年も反対に挙手しました。残念ながら認
めるという挙手が多く無事に決算承認となりました。

 また来年度のといいますかもう第一四半期が過ぎよう
としている平成29年度収支予算と事業計画は報告事項で
アーそうですかと承るしかありません。
 すべては理事さんがお決めになることです。

 また一歩、正味財産を食いつぶす年が進んでおります。
 別に利益を出す必要はない一般社団法人ですが、過去の
資産を食い潰して毎年やりくりしている法人が食いつぶす
ものがなくなってしまうとその後はどうなるんでしょうか。
 規模を縮小して、収入に見合うだけの事業支出を行う
団体を目指すのであれば、そろそろその手立てを考えても
良いと思うのですが、賢明な理事さん達は何を考えている
のでしょう。理事会には一般社団法人はつぶれないという
話もあるやに聞きましたが、なぜつぶれないのか知りたい
ものです。
 もちろん予算書は事務局サイドがつくり、理事会はそれ
を検討し決定するのですが、最終決定権は理事会がもって
いるのです。決定権は理事会が持っていることは規則に明
記されておりますが、理事に責任が何処まで及ぶのかなど
については別に規則はないようです。
 理事会は気楽なものですね。
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