JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

雑誌に記事を書くの記

2017-06-15 10:02:56 | 無線
 今月発売のHAMの雑誌に記事が掲載されました。
 生まれてこの方、初めてでおそらく最後の出来事で
しょう。
 
 きっかけはメーカーの知り合いから製品を送るから試
用記を書いてくれないかと頼まれたことでした。
 製品というのはマイクでした。あぁいいよとかるい気持
ちで請け負ったのです。

 ちょうどそのころ新しいSDR受信機を使い始め、40m
のSSBのラグチューを聞いて、SOFTによったりSOUND
CARDによって受信音がかなり違うことに興味を持ったと
ころでしたので、それらを含めて書けばと構想を練ってみ
ました。
 
 実際に製品を使ってみた感想は、それなりに面白い物
でした。
 
 40mの上のほうでお仲間と気軽にラグチューされている
ほんわかとした音はいくら高価なマイクを使っても、マ
イクだけではできるものではないことを知りました。
 しかし本当にいい音とはどういうものか分からなくな
りました。

 結論としては使用目的によって、それぞれに適した音が
あるということでしょうか?
 あのほんわかとした音は、果たして何に適しているのだ
ろうかという疑問も生じました。
 たとえばNHKをはじめアナウンサーがしゃべる音では決
して使われないだろうということは確かでしょう。
 SSBの音というのは、聞いているほうがどのような感想
をもつかであって、しゃべっている本人はモニターして
いればこそ、まったく分からないことです。
 音つくりをした結果、たぶんご自身が考えたいい音が
相手に快く聞いてもらえているだろうという自己満足で
しかないのではと考えます。
 耳かきをしてもらうのは気持ち良いものですが、耳かき
棒はどうなんでしょうか。

 SSBの音は帯域幅が2.6kHz前後のなかに詰め込むわけで
す。百人百様の音声があるのですから自分に合った音選び
は難しいことですが、それだけに面白いのかもしれません。
目的がラグチュー用なのかはたまたDX用か、JCCなどのp
モービルからのサービス用等々それぞれに適した音がある
ので自分にあった音探しも面白いのですが、相手があって
こそということもあり難しい課題です。
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