JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

昨日午後の6mの伝播

2017-06-06 10:50:10 | DXing
 昨日の午後も6mで北のほうではJT65でEUが良く見え
ていたようです。ADXAのブログを見て驚きます。
 ほんとかよ!!!といった感じです。
 こちらでは交信されているJAの信号しか見えません。
 EUの信号はまったく不感です。私のアンテナのゲイン
不足が原因ではない証拠にJA6のコールも見当たりません。
 おそらく九州の局はじくちたる思い出で眺めておられ
たと思います。
 0822UTCになってようやくEA6VQがCQを出すのが見えた
とき、満を持していたごとく数局のJA6がコールを始めま
した。
 しかしときすでに遅く、何度もコールし続けていました
が応答は得ることができなかったようです。
 それでも耳の良い2,3の局はEUとの交信を成功させては
いました。

 0902UTCにはEA8DBMが-15でみえましたが、このころにな
るとJAからEUへの入り口はなくなっているようで、EUは限
られた少数の局は見えますが、例のDisplay Reception
ReportでそのときCQ DXを出しているJAの有力な局のコール
でチェックしても、EU側のレポートは皆無でした。
 70分前に受信できたというフラグが上がるのみでした。

 EUから見たJAの距離感はどうなっているのか大圏地図で
チェックしてみました。
 使ったSOFTはVE6YPが無償で提供してくれているAzimuth3
です。ここからダウンロードできます。

JA部を拡大して、ポーランドあたりを中心点にして弧を描
いてみました。


 距離的にはやはり北海道、東北は九州より有利ですね。
 しかし思ったほどの違いはなさそうです。
 距離的にはEUから見れば50歩、100歩でしかありません。
 やはり時間とともに変化するそのときの電離層の偏り、
太陽の位置などが影響して伝播上の偏りという自然現象が
大きな要因なんでしょう。
 まさにマジックバンド6mです。
 ここは伝播の女神が九州に向かって微笑んでくれるのを
待つしかなさそうです。
 今まさに蛍のシーズンですが、九州の水はあーまいぞと
誘うしかないのかも。その誘う方法が分かりません。
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