マイクロフォン

３月の声を聞いたとたん、寒さがぶり返し、おまけに
磁気嵐も発生して、バンドがなんとなくノイズっぽい。
少し暖かさに慣れてきていた体に、この冷たい北風は
応えます。

　長年愛用しているマイクは写真のASTATIC製のMOD.575-M6と
いう古いハンドマイク。

昔はおにぎりの愛称で呼ばれていたもの。手の大きなアメリカ
人に丁度よいのであろうが、日本人にはいささか大きい。
（縦１０cm、横７cm、幅５cm）
　エレメントはセラミックだと思うが、AMP入で、乾電池が
入っている。プッシュトークになっているから、SWはしゃべ
るときのみ入るから電池はいつ入れたか忘れるほど、長持ちする。
　VolとToneのスライドボリュームが左右についている。Toneは
かなり変化する。おおよそ中間で使用しているが、とても歯切れ
がいい音である。結構SSBのパイルでも、目立つようだ。
　地声も結構高い声だが、このマイクを使い、たまにパイルの中で
叫んでいるが、割とピックアップされると感じている。
　音を褒められたことはあるが、悪い音だと言われたことはない。
　SSBとCWの運用割合はどうだろう、やはりCWが８割かな。
　でもSSBでラグチュウするのも好きだ。
　長年使ってきたら最近網目の接着剤が効かなくなり、ポロリと
とれ、中のスポンジもぼろぼろになっていたので、イヤーパット
をきっていれて、金網も瞬間接着剤で止めた。
　ラグチューをする時、プッシュトークSWを押している親指がつかれて
来るのが困るが、最近は国内の局ともあまりラグらなくなった。
　どちらかというとDX向きなんだろう。