JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

QRP運用

2011-03-21 11:49:42 | 無線
ここ2,3日はS21YZとVU4PBの追っかけをしておりました。
なんとかハイバンドはできたので、ヨシとしましょう。

 CQ誌4月号は「5W以下のパワーで電波はどこまで飛ぶか?」
とQRPの特集をしております。
 QRPといえばよくお宅におじゃまして長々と喋り、いろいろ
教わったJA6FB大西OMを思い出す。
 大きな体でこよなくQRPが好きだった大西さんは、500W
の免許があるのに、もっぱらQRPで運用されていた。
直線で2Km程の距離で聞く電波の強さはこれがQRPでの運用か
と思うくらいDXに飛んでいた。
 QRPをやるのらできる限り高いバンドがいいと15mでよく
運用されていた。FT-50の終段部を6Ak5ファイナルに改造し
て0.5W でどのくらい飛ぶかとよく運用されていた。
 形見分けで頂いたQRP用の通過型電力計や清水電子のトラン
シーバーなどはまだ保管してる。
 元電監職員の大西さんがQRPをやっていた本当の気持は、
電話級に10Wだったら海外に飛んでいかないからと、10Wを
免許したことへの大西さん流の反骨精神であったとよく言わ
れていた。10Wもあれば十分海外と交信ができることを証明し
ようと5W以下のパワーでよく運用されていた。
 もう一人のQRPerは所属している北九州DXクラブ(NKDXC)の
JA6PA原田OM. 今度のサイクルが最後かなと言われているが
QRPで英国の局とのQSO数をさらに伸ばそうとされている。
 QRPも面白そうだが、私は未だ修行が足りないのだろうが、
なかなか足を踏み込めない。
 パイルでどうすれば取ってもらえるかをあれこれ考えながら
運用して、とれたときの満足感が忘れられず、いまだQRPの
運用に至らない。もうそろそろ歳なんだから、往生際はQRP
に足を突っ込んだらどうか、なんていうといまQRPを楽しんで
おられる方から、QRPは年寄りがするものと決め付けるなと
叱られそうだ。

 
 
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