本日夕方のTNCスーパーニュースで唐泊漁協のカキの世界販売への取り組みが紹介されていた。
唐泊では小ぶりのシングルシードという育てるのが面倒な牡蠣の種類が育てられていました。なぜこの種のカキを育てているかというと・・・・
海外のオイスターバーやレストランをリサーチされて、世界のニーズを調査されていたんですね。それで、小ぶりだがアジが濃いカキ「シングルシード」の養殖に踏み切っていらっしゃったんですね。
しかも輸出先を拡大するための活動もされていました。
このニュースで唐泊のカキの歴史がかなり古い時代から行なわれていることを知りました。
貝原益軒が1688年から1708年編纂した筑前國続風土記に志摩郡唐泊にカキが採れていたことが記載されていることが分かりました。つまり、唐泊のカキの歴史は古いということです。ちなみにナレーターの方が「ちくぜんこくぞくふどき」と読まれていましたが「ちくぜんこくしょくふどき」が多分正しい読みかたです。学生さんは間違えないように。
ということで、唐泊のカキは世界を目指されているというニュースでした。
今回のニュースで糸島の他のカキ業者がどう動くかわかりませんが、唐泊がパイオニアとして頑張っていることが分かりました。
僕にとっては、唐泊のカキがただの輸出品ではなく文化だと思えたことがよかったです。唐泊を拠点として糸島がカキの里として、食材の宝庫半島として知られるといいと思います。
そうすれば、もっと多くの料理人の人が糸島に来てくれると思います。そうすれば、糸島が本当のグルメ半島になれるのでは。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます