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【COGHCC聖書通読】 2019/12/23

2019-12-23 08:00:33 | 一日一章・聖書通読日記
ヨシュア記 6:1-5

さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。 主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている。 あなたがた、いくさびとはみな、町を巡って、町の周囲を一度回らなければならない。六日の間そのようにしなければならない。 七人の祭司たちは、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、箱に先立たなければならない。そして七日目には七度町を巡り、祭司たちはラッパを吹き鳴らさなければならない。 そして祭司たちが雄羊の角を長く吹き鳴らし、そのラッパの音が、あなたがたに聞える時、民はみな大声に呼ばわり、叫ばなければならない。そうすれば、町の周囲の石がきは、くずれ落ち、民はみなただちに進んで、攻め上ることができる」。

ギルガルでヨシュアと出会った主は、難攻不落の要塞都市エリコの攻略法を伝えるためにやってきたのでした。先に2人のスパイをかくまった遊女ラハブの家の記述からわかるように、エリコの町は宿屋を兼ね備えるほど分厚い城壁に囲まれていたため、その門を閉ざしてしまえば外敵が進入することなど不可能でした。しかし主は、イスラエルが隊列を組んで行進し、町の周りを周回することによってエリコの城壁は崩れ落ちると、勝利の秘策をヨシュアに告げました。そのとき大切なことは、すべて主の命じられた通りに実行することでした。最初の6日間は1周ずつ回り、7日目だけ7周回った後、祭司たちの吹き鳴らす角笛の音を契機に全会衆が大声で呼ばわるという、何一つ武器も道具も用いない方法でした。神の方法は人の考えでは到底理解できませんが、疑わずに神のご命令に聞き従う者だけに、主は勝利を賜ります。

https://www.bible.com/bible/81/jos.6.1-5.ja1955

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ヨシュア記 6:6-14

ヌンの子ヨシュアは祭司たちを召して言った、「あなたがたは契約の箱をかき、七人の祭司たちは雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立たなければならない」。 そして民に言った、「あなたがたは進んで行って町を巡りなさい。武装した者は主の箱に先立って進まなければならない」。 ヨシュアが民に命じたように、七人の祭司たちは、雄羊の角のラッパ七本を携えて、主に先立って進み、ラッパを吹き鳴らした。主の契約の箱はそのあとに従った。 武装した者はラッパを吹き鳴らす祭司たちに先立って行き、しんがりは箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。 しかし、ヨシュアは民に命じて言った、「あなたがたは呼ばわってはならない。あなたがたの声を聞えさせてはならない。また口から言葉を出してはならない。ただ、わたしが呼ばわれと命じる日に、あなたがたは呼ばわらなければならない」。 こうして主の箱を持って、町を巡らせ、その周囲を一度回らせた。人々は宿営に帰り、夜を宿営で過ごした。 翌朝ヨシュアは早く起き、祭司たちは主の箱をかき、 七人の祭司たちは、雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立ち、絶えず、ラッパを吹き鳴らして進み、武装した者はこれに先立って行き、しんがりは主の箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。 その次の日にも、町の周囲を一度巡って宿営に帰った。六日の間そのようにした。

主の命じられた通り、ヨシュアはエリコ攻略法を祭司とイスラエルの民に伝え、武装した兵士たちを前後に従えた神の契約の箱を先頭に、最初の6日間はエリコの町を1周ずつ回りました。神の箱の前には7人の祭司がラッパを吹き鳴らしながら進み、イスラエルの民は沈黙を守りました。 この奇妙なご命令が何を意味するのでしょうか? それは沈黙の祈りです。神の方法、霊的な戦いの中で最も重要な備えは、沈黙の中で神と向き合う祈りです。ともすると私たちは、困難や試練、乗り越えなければならない壁に突き当たったとき、慌てふためいたり、騒いだり、右往左往したりして無駄な時間を過ごしがちですが、神の僕たる者は、まず静まって祈ることから始めることが重要です。

https://www.bible.com/bible/81/jos.6.6-14.ja1955

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ヨシュア記 6:15-21

七日目には、夜明けに、早く起き、同じようにして、町を七度めぐった。町を七度めぐったのはこの日だけであった。 七度目に、祭司たちがラッパを吹いた時、ヨシュアは民に言った、「呼ばわりなさい。主はこの町をあなたがたに賜わった。 この町と、その中のすべてのものは、主への奉納物として滅ぼされなければならない。ただし遊女ラハブと、その家に共におる者はみな生かしておかなければならない。われわれが送った使者たちをかくまったからである。 また、あなたがたは、奉納物に手を触れてはならない。奉納に当り、その奉納物をみずから取って、イスラエルの宿営を、滅ぼさるべきものとし、それを悩ますことのないためである。 ただし、銀と金、青銅と鉄の器は、みな主に聖なる物であるから、主の倉に携え入れなければならない」。 そこで民は呼ばわり、祭司たちはラッパを吹き鳴らした。民はラッパの音を聞くと同時に、みな大声をあげて呼ばわったので、石がきはくずれ落ちた。そこで民はみな、すぐに上って町にはいり、町を攻め取った。 そして町にあるものは、男も、女も、若い者も、老いた者も、また牛、羊、ろばをも、ことごとくつるぎにかけて滅ぼした。

7日目の朝、ヨシュアとイスラエルの民は朝早く起き、この日だけはエリコの町の周りを7周、回りました。そして最初の6周は今まで通り沈黙の内に行進しましたが、7周目だけは、角笛の音を合図に全会衆が大声で呼ばわりました。すると難攻不落のエリコの城壁は崩れ落ち、武装兵でなくとも容易に攻め登ることができるようになりました。主はここでイスラエル全会衆に、エリコの町に属するものはすべて聖絶するようにと命じられました。聖絶とは、すべてのいのちを奪う情け容赦ない側面が目立つかもしれませんが、罪に汚れたものを殲滅し神の御前に捧げることを意味します。なぜならカナン地方の先住民たちの生活が、神の義の基準に照らして甚だしく罪深く悪しきものだったからです。神はアブラハムに、この地の罪が満ちるまで、彼の子孫を呼び返さないと約束されました。その約束の成就であると共に、罪に満ちた地に属する汚れたものはすべて神に捧げてきよめていただくため、罪の悪影響が神の民イスラエルに及ぶことのないようにするための神の守りです。

https://www.bible.com/bible/81/jos.6.15-21.ja1955

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ヨシュア記 6:22-27

その時ヨシュアは、この地を探ったふたりの人に言った、「あの遊女の家にはいって、その女と彼女に属するすべてのものを連れ出し、彼女に誓ったようにしなさい」。 斥候となったその若い人たちははいって、ラハブとその父母、兄弟、そのほか彼女に属するすべてのものを連れ出し、その親族をみな連れ出して、イスラエルの宿営の外に置いた。 そして火で町とその中のすべてのものを焼いた。ただ、銀と金、青銅と鉄の器は、主の家の倉に納めた。 しかし、遊女ラハブとその父の家の一族と彼女に属するすべてのものとは、ヨシュアが生かしておいたので、ラハブは今日までイスラエルのうちに住んでいる。これはヨシュアがエリコを探らせるためにつかわした使者たちをかくまったためである。 ヨシュアは、その時、人々に誓いを立てて言った、「おおよそ立って、このエリコの町を再建する人は、主の前にのろわれるであろう。その礎をすえる人は長子を失い、その門を建てる人は末の子を失うであろう」。 主はヨシュアと共におられ、ヨシュアの名声は、あまねくその地に広がった。

エリコに属するものはすべて聖絶するようにと命じられた神は、ただ一つだけ例外を認めました。それはエリコを偵察に来たイスラエルのスパイ2人をかくまって守った遊女ラハブの家族でした。ラハブは遊女とあるように、善悪の基準から照らしたら最も罪深い人物です。しかし主は神を恐れ、神の民イスラエルに友好的な態度を示す者に対して、大いなる憐れみを施されます。ヨシュアは先に遣わした2人のスパイに、ラハブとその家族を聖絶から免れさせるようにと命じました。そしてラハブ一家はその後イスラエルの民の中にすみ、なんと驚くべきことに主イエスの系図の中にその名が記されています。これは世の終わりの裁きのときに、罪を悔い改め主に立ち帰った異邦人に対する神の救いと憐れみの予表でもあります。更にヨシュアはエリコを神に呪われた町として宣言しますが、この預言を破った者が、列王記に出てくるヒエルという、エリコの町を再建した人物です。彼はエリコの町の基礎を築いたときに長子アビラムを失い、門を建てたときに末子セグブを失いました。神の言葉は永遠に、一言も廃ることはありません。

https://www.bible.com/bible/81/jos.6.22-27.ja1955
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【今日の聖句】 2019/12/23

2019-12-23 05:15:14 | 今日の聖句
ルカによる福音書 2:14 新共同訳

「いと高きところには栄光、神にあれ、
 地には平和、御心に適う人にあれ。」

主イエスのご降誕を告げた天使たちは、このよき訪れを野に住む羊飼いたちに知らせた後、たちまちのうちに現れた天の軍勢と共に神をほめたたえ、天には神に栄光、地には人々に平和があるようにと讃美を捧げました。神と人を和解させるためにこの世に来られた主イエスのご降誕を喜び祝う私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/luk.2.14.新共同訳
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